60年以上前から地球温暖化の
話題を先取りしていた
「空の大怪獣ラドン」
特撮・怪獣映画ファンなら誰しもが認める
名作「空の大怪獣ラドン」
ラドン登場までその餌となるメガヌロンによる
炭鉱での人身被害描写などきめ細かいドラマ演出。
特撮では瓦一枚一枚を再現してそれがラドンが生み出す
超暴風により吹き飛ぶさま、巨大な西海橋が飛行波により
ねじ曲がるスペクタクル‥‥東宝怪獣映画初期を飾る名作です。
すでに多くの方が気づいているかもと思いますが、
私は映画の冒頭で舞台となる炭鉱での技師達による
会話が気になってしょうがないのです。
記憶だけなので‥‥ちょっと違うかもしれませんが
こんな感じです‥‥
技師A:今日も暑いねぇ〜。
技師長(たぶん):あれかい、これから地球がどんどん
暑くなっていく。っていう話かい。
と、このような感じで技師室での会話。
技師長が水、麦茶かな‥を飲みながらのシーン。
地球温暖化の話は今に限ったことではなく昭和31年(1956年)の
この時期すでに日常の中の会話として存在していたことに
驚くのです。
製作から60年以上経った今この技師長の部下に
呟いた言葉が現実になってしまったのでしょうか。
梅雨は何処へやら‥‥今日も暑い一日となりそうです。