イヌピーココに中てられて、(自滅ともゆう)
ちょっと昔話でもしようと思います、
#幼馴染恋愛 ってなんか流行ってるんかな?
色んなマンガが出てるよね、
⚠️ 一切の脚色なし、ノンフィクション
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出会いは中一だけど、付き合ったのは中三(以下:T)
まあ、きっかけはうちで幼馴染皆んなで飲酒し
(⚠️ 未成年の飲酒を勧めるわけではありません)
私が襲われかけた(酔いのノリ的な)のを攫い
キスされたとゆう、一種の吊り橋効果である、
色々色々あって、彼氏彼女だったのは
一年にもならないけど、濃密な時間を過ごした、
(別れたのは私が嵌められたんだよね、
後々知ったんだけど、)
別れてもなにかと、私が自暴自棄に突入するとTが、
Tに何かあると私が、という感じで
幼馴染間公認の「アイツの事はアイツに言わせろ」という
保護者的な立場でもあり、
「オマエらなんでより戻さんの?」
「お互いめっちゃ見てるで、無意識?」
なんて言われたりはしていました、Tの親友にも
「言わないけどアイツ、オマエに買った指輪
ずっと小指にしてるんやで」と言われた、
Tは私と別れたあと、見事にスケコマシの道を
辿っていたわけでありますが(笑)
男女問わず誰を家に入れても私には「オマエは帰れ」を貫いた、
うちには来てたけど(オマエはいいんかい)
なのに
私のことを必ず「元カノ」と紹介しやがったために
ある日 Tの嫁(元)になるひとつ年上のひとに呼び出され、
行ったらなにやらぎゃーぎゃーお話会(?)開催、
(数時間に渡り)
Tはそのとき見て見ぬふりだったけど、
私は「皆んなでボコされる」はずだったのがなくなったので(何時に何処です?て電話までしたのに)
Tかやつらが止めたんかなー、と思っている、
その後Tも私も結婚、ほぼ同時期、子供も同い年
◇◇
再会したのは成人式
私は元旦那と、娘を連れて出席、
視線を感じてそっちを見たら、皆んなと離れてTが。
私「どうした?」
T 「しにたい」と真顔、
(Tの嫁の悪い噂は聞いていた)
私「ちょっと話す?」
T 「後でオマエが○○(元旦那)に言われるだろ」
T 「意地張らずにオマエと居たら良かった…」
私「……今さら……」
T 「(苦笑)そうやな…」
会話したのはソレが最後、
私が離婚してしばらく職場が地元だったため、
ほかの幼馴染とはたまに顔を合わせていた、
その時にTの近況を教えてくれてたお節介共め!
その内 Tが再婚したと聞いた、
そのとき
「憂にはTの連絡先は絶対言わない、
Tにもオマエがここに居ることは教えない」
と言われる、
「なんで?」と問うと、
「オマエらは似た者同士、お互いまだ気にしてる、
会ったら今度こそくっつくだろ、
アイツは再婚してるんやぞ!」と。
「ないないない(笑)Tがしあわせならいいよ」
◇◇
中高と私らの間で日課のようだったカラオケ、
すでに別れていたけれど、ベル(懐かし)が鳴る、
見るとソコに居るTからだった、
私が歌った、(楽曲提供:広瀬香美)
に対して、「最初で最後に憂に」と。
皆んな公認でTに惚れてた女の子も一緒やったからかな?
その時Tが歌ったのが、
コレは二人だけの秘密だ、
嬉しかったけど苦しかったのは言うまでもない、
お互い初恋でもなんでもない、
でも口には出さなかったけど、
ずっと「特別枠」だったのは確か、きっとTも、
私は母から、「結婚するまでは色んな人と付き合え」
と言われて育ったのだけど、
私は娘に、
「いつの出会いが一生ものになるか分からないから、
一人ひとりと大切に付き合え」と教えた、
愛とか恋とかすったもんだ、
青く光る時代は短いのだ───
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⬜️ 読まなくていいあとがき
もう思い出すこともないけど、
もし、もしも成人式のとき私に娘が居なければ
「一緒にしぬ?」と言ったか、
Tをその場から連れ出していたかもしれない、
あんな弱々しいTは初めて見たから、内心かなり動揺してた、
(一緒に生きる選択肢はなかった、
もう関係ないと言いながら、お互いの傷が
抉られるのを分かってて近くに居すぎたから、
知らなければまだ良かったのかもしれない)
甘い記憶はあまりない、
年中無休で幼馴染と共に在った私たちだから
完全に二人になることも少なかったし、
微妙な距離感で一緒に居た方が長いからなー
でも こうして文字にできるくらいには覚えていて
多分忘れることもない、
お互いに「許せない」が明確で、なのに離れ難く、
その上で見せ付けるように違う相手と居たんだから
どうしようもなかったよ、