夢を見た、

まだ幼い娘だったけど、
離れて父母と 
なんか父母が引き取った子たち?と暮らす娘。


娘がこっちに遊びに来ていて、
娘の提案で、送るついでに娘の新しい家に
上がらせてもらっていた。

父は相も変わらず娘のことしか
考えていなくて、心配していなくて
喧嘩になって笑ったけど。(笑)


私が娘の新居を訪れて
いざ帰る、というとき、
ダサい格好した娘が号泣しながら言った。


「ママが欲しいよぅ」



ああ、そうか。


遠く離れた友人は、全員と言っていいほど、
この生活のどこかで私が、
終わらせようとしていることを知っている。

だけど、もう三年目。

「命日予定日」は日々延期されている。



「今日は昨日の延長線上になく
   日々は断絶の積み重ねである」
と思っていた。
今でも その考えが変わったわけではないけれど

娘と離れ、
その度に死を延期しなければならない事が起こり、

こちらが本気で心配したり
本気で必要としてくれる誰かと出会い
今になったのは、

今度娘が、本音を晒して自分を必要としてくれた時に、
抱きしめたかったからだ。


もうあの子を裏切りたくない。

娘が笑えてることがいちばんなのだから。



自分が居なくなっていたら
それも出来ない、
また傷付けてしまうのか……




夢に気付かされるとは。



でも、その日なんて来るのかどうかも分からない。
一生来ないことも有り得てしまう。


自分ですら、娘が結構して「自分の家族」を持てば、
私など居なくてもいい、と考えていた。

娘には、うちの母や妹が居るから。



私は、どうすればいい?
どうしたらいいのか、分かんねぇよ