SBM(スタイルボックスミーティング)に行ってきました
全国で甚大な被害が出ている中での開催予定だったのでどうなるのかと心配しましたが、被害が最も多いと報道されている広島のお客様もお見えになっており、お話など出来たのでしてはいけないのでしょうが、少しだけ「ホッ」としました
不謹慎かも知れませんが、イベントの内容をお伝えするのも仕事なので申し訳ありませんが何卒、ご理解お願い申し上げます。
さて、イベントの開催は10時なのですが設営が終わるとお客様がドドっと押し寄せてみえて、忙しかったし、暑かったです
はい小学生並みの感想文ですね
天候も回復し、晴れたので僕は長袖スタイル
日焼けすると体力が相当失われるので終わった後の疲労感に相当差が出るので天気が良い時のイベント対応は必ず長袖と決めているんです
まぁ誰も知りたくないでしょうが、マイルールなんです
…。
埼玉店や大阪店のお客様とも沢山お話できましたし、初めてお話する方にも
「あぁあのブログの…」
と意味深な事を言われたりね
どう思っているかは不明でしたが、認知はしてもらっていると良い捉え方をしておきましょう
実際に当社のデモカーをお客様に運転してもらい、当社の足廻りパーツを取付したらどうなるのかを体験してもらうコーナーでは、
2.8DT2WD車(ナローS-GL)
・60mmローダウンブロック
・リアスタビ
・コンフォートショック(ショートストローク)
・フロントスタビ
・アジャスタブルスタビライザーリンク
・27.5Φトーションバー
主な足廻り改造はこれくらいかな
って言ってもフルコースですけどね
注目して欲しい点は、60mmのローダウンブロックを入れてフロントも60mmローダウンくらいの車高
その車高で通常よりは少し太いとされる27.5Φのトーションバーを入れている点です
通常なら、50mm(2インチ)ダウンで26.9Φのオリジナルサイズのトーションバーを入れていくべきだったのですが、今回はあえて27.5Φのオーバーサイズを入れていきました
75mm(3インチ)ローダウンすれば、標準ボディ・ディーゼルエンジンなら問題無いレベルなんですけどね
何故かと言うと…
一般的にトーションバーを入れると硬くなってしまい乗り心地が悪くなる
というイメージを払拭したかったからなんです
この作戦が見事に成功しましたね
実際に運転した方や同乗した方は、
「これで一番太いトーションバーが入っているんですか」
と不思議顔
僕は自慢気に
「そうなんですよこれでも少し太いくらいなんですが、皆さんが思っているほど乗り心地って悪化するどころか、良い感じでしょ」
ってなモンです
確かにローダウンすることによりアッパーアームの角度が変化しにくい車のトーションバーは無闇矢鱈に交換するもんではありません
何度も書きますが、僕の6インチ以上ローダウンしたハイラックス(80)もトーションバー車ですが、トーションバーはノーマルです
ただし、ローダウンナックル(ドロップスピンドル)を入れて軸を上げてますし、
ボールジョイントの位置も変更してあるから、ノーマルトーションバーでもそれほどまでに乗り心地は悪化してない訳ですよ
だから、交換していないだけ
交換する理由が無いから
しかし、ハイエースは違います
アッパーアームの角度が随分と変化しちゃうので2インチ(50mm)のローダウンでも
・フロントダワダワ
・道路の段差の手前でブレーキ踏んじゃう
・ブレーキ踏んでもフロントが沈み込み過ぎて締まりが無い
・車体の揺れが収まるまでの時間が長い(車体が3回位揺れて収まる)
・コーナーの踏ん張りが無い
とか思い当たるフシがあるでしょう
少し前の話になりますが、大阪ナンバーのお客様が来店されてローダウン量が3.5インチくらいなのかな
僕のトーションバーブログで純正の26530トーションバーを入れたんだってさ
お車は1型2.0Lガソリンですから、純正トーションバーは26510の24.2Φ
26510(24.2Φ) ⇒ 26530(25.1Φ) 15%UP
な訳です
「26530に替えたら、めちゃよくなった1回車乗ってみて」
と言われた訳です
良くなったのは解りますが、僕は乗る前から、
「ローダウン量からしたら足りてません」
と一蹴
乗ってみるとやっぱり足りてない訳です
オーナーさんは
「嘘やんそんなにトーションバー太くして乗り味硬くならないんかいな」
となり入れたのは26.9Φのオリジナルサイズ
26530(25.1Φ) ⇒ 26.9Φ 32%UP
僕的には、27.5Φ入れて欲しかったんですが、その時に入れてみえたショックの兼ね合いもあったので26.9Φで僕も手をうった訳です
トーションバーが太くなれば、減衰力も大きくしなければいけませんからね
既存のショックでは、減衰力が…。
減衰力調整も20段階ある高価なショックだったんですけどね…ローダウン用のシュートストロークだったのですが、それでも長さが…
久しぶりの闇ムラ登場です
トーションバーを交換して満足してもらえたのですが、やっぱりショックも気になってしまったらしく、僕がSBM(スタイルボックスミーティング)に行く前にショックを交換させて頂いた訳です
行く前のブログにチラっと書いたでしょ
作業後に試走してもらうと
「フロントも良いけど、リアの収まりが、恐ろしく良い」
と合格もらえましたし
帰り道の名阪国道と西名阪でもしっかり良い仕事をしていたと連絡もらえましたとさ
道が悪い方が特にショックの威力を発揮しますからね
話がトーションバーからショックアブソーバーに切り替わってしまいそうなので軌道修正
イベントで試乗された人、ほとんどの人がトーションバー交換しても変に硬くならないのねと、ご納得いただけました
ので戦略は大成功だったと思います
試乗コースの中には、パイロンが置いてあってスラロームしたり、12mm ~ 40mmくらいの厚みがある木の板の上をタイヤで踏んでいけるコースもあって、
リアスタビライザー
ショックアブソーバー
トーションバー
の威力を体感いただけましたとさ
試乗した半分の人が足廻りのご成約いただけました
足廻り参加の各メーカーさん試乗できましたが車高の兼ね合いもあり、木の板を踏んで走るのは、当社だけしか行っていませんでしたけどね
初めての試みでしたが、体験された人は面白かったはずです
今後も続くようなら、やって行きたいな…と個人的には思いましたとさ
今年から2回(大阪・東京)だけの開催になったので東京はこんな催し物あるのかなどうなんだろ
もしもあれば是非とも体験してみて下さい
ちなみにローダウンナックルでお馴染みのヴィーボンズさんの試乗体験車(3インチローダウン)にも
当社のコンフォートショックが入っております
名古屋店に来てもらった時に吉村店長の車に乗って
「このショックが良い」
って事で採用いただけましたとさ
ヴィーボンズさんは
味付けも良いが、伸び側、縮み側も余裕があって美味しい所で動いてくれる
と褒めていただけましたとさ
ショックでお悩みの方は是非ともご相談下さいまし
ヴィーボンズさんの”ローダウンナックル”が僕が気になっていたタイロッドエンド位置が補正されてVer2として販売開始になったみたいですよ
以前から、ステアリングロッドがバンザイして、バンプステアが発生しにくくなるように位置を…という僕の願いが届いたようです(笑)
これで、今まで以上の効果が得られる形状になったので皆さん一番高級なローダウンしてみませんか
イベント対応で会場内のお車の画像は、ほとんど撮れてないので申し訳ありません
最後にトーションバー交換の作業紹介
40mmダウン車両とお聞きしていたので25.7Φ(現状在庫品のみ)のオリジナルトーションバーを入れようと思っておりましたが、もう少し落ちていたので26.0Φにしましたとさ
26520(24.5Φ) ⇒ 26.0Φ 27%UP
でございます
これでバッチリですね
といきたかったのですが、トーションバーの交換して車高を作業前・後で差を付けなかったのですが、リバウンドストップの高さが…
少し高すぎたのでカットしましたとさ
僅かな差でものりここちに差が出るはずなので大切です
最近忙しすぎて、トーションバー交換のブログ書いていなかったので書いてみました
イベント対応していると僕の名前が解ると
「トーションバーに力入れている人ね」
と何人もの人に声を掛けられたのでブログの力って偉大ですね
偉大なだけに良く思われたりも 悪く思われたりもすると思います
商売も大切ですが、商売抜きの素直な意見を今後も素直に書いていきたいと再認識した一日となりました
会社にどう思われようが、僕のスタイルを貫きます
社長・部長すみません
では、また
名古屋店より かみむら