お昼までぐったりしてふとんからなかなか出られなかったんだけど、チャイムが鳴ったのでねまき姿に半そでのはんてんを着て玄関の戸を開けたら、宅急便のひとだった。


 おととい送ったチョコの荷物が返ってきた。

 昨日はこの瞬間は最悪な気分になるだろうって幻滅していたが、意外にもたいして気にならなくすんなり受け取った。


 送る相手もないチョコをとりあえずどこに保管しようか考えたが、北側の部屋がとても寒いので、冷蔵庫に入れずにそこに置いておくことにした。


 ・・・


 とても疲れているせいだろか、なんだか彼女に対する情熱も急に冷めてしまて、彼女に対する想いも頭の片隅に逝ってしまった感じで、もとのぼくに戻ったよう。


 まだ本格的に仕事に戻るには少し時間がかかりそうだけど、今までの落ち着きを取り戻せたし、じっくりとクラシクを聴いたり、新聞や雑誌を読めそう。


 彼女はきっと目先のことだけ考えて自滅の道を突き進んでいくように思えるが、彼女が望んでその道を選んでしまた以上、今さらぼくがとやかく言っても彼女は意に介さないだろう。


 それよりも、彼女のことを心配するあまり仕事もおろそかになり、ぼく自身がみちずれになてしまうことの方が問題だ。チョコを受け取ってもらえなかたことでかえってその分ふんぎりがついて、ぼくがおせっかいをしても彼女は気を悪くするだけだと

悟ったことは、ぼくにとってもよかったことだと思う。


 彼女のことを仕事より優先した2ヶ月あまりだったが、ぼくの気持ちは伝えたし彼女からはひとことも返事はもらえなかたから、この辺で潮時にし今までのてぼくの生活に戻るとしよう。