12月24日のクリスマスイブ、当クラブとあるメンバーの家庭では次のような会話がありました。
お父さん
「サンタさんのプレゼントってなにがいいの?」
幼稚園生の妹
「サンタさんがくれるんだったら何でも良いよ」
なんという模範解答!素晴らしい!親の教育がとても良いのでしょう!
でも、続きがありました。
幼稚園生の妹
「キーパーグローブとボールはいらん。サッカー入りたくないもん」
お父さんがメンバーである息子を「不甲斐ないやつ」と怒りまくるせいで
どうやら妹の中では
サッカー=下手だと怒られる、怖いもの
という事になっていたようです。
でも「サッカーとは怖いもの」であってはいけないはずです。
日本サッカー協会も
「スポーツは楽しむ中で豊かな人間性や社会性を涵養するところに大きな価値があります」
と宣言しています。
宇品東少年サッカークラブもその宣言と外れない指導がされています。決してスパルタではありません。
息子であるからこそ厳しくという事もわかりますが、息子を立派なサッカープレイヤーに育てたいあまり、アンチサッカーのなでしこを一人増やしたのではプラスマイナスゼロ、挙句息子までそのうちサッカー嫌いに育ってはマイナス2です。
さて上記の家庭続きの話があります。
クリスマスの日、サンタさんのプレゼントを開けた幼稚園生の妹 一言
「あっこれかあ。あっちのバックが良かったのに!」
女心と秋の空と言います。お父さんの態度次第では
来年は
「サッカーボール欲しい」と言ってくれるかもしれません。