こんばんはしょたでふ
2月に突入し早くも6日、1日1日がとっても早いです。お正月のあの「悠久の休み感」はいったいなんだったんでしょう
さてFMやまと 『夕食ホットのお皿』は今夜も無事放送されました。ありがとうございました
聴いてくれている人の数が増えているなあ、と感じる今日この頃(いや、あくまで体感値なのですが)。メールをいただいたり、Twitterを見て得られるみなさまからのお声は、目に見えるからとてもうれしいものなんです。でもそれ以外の、毎週むっつり聴いてくれている方も増えてきたんじゃないのかな〜〜、とそんな気がします。気配を感じるようになってきましたこっそりブログに辿り着いてくれたあなたも、ありがとうございます。
しかしTwitterはみなさまとラジオ越しに話をしているかのような感覚になれるから感動する。みんな違うところで生活してるのにすごいよね
これからもどうぞよろしくね
「しょったんのお皿まわし」というコーナーで毎月プレイリストを作成しているのですが、今日から新たに2月のプレイリスト編に突入!です!
ちなみに1月はこちら
12月はこちら
今月のテーマは
真冬のチルアウト。
チルアウト▶︎chill out
チルアウトは、電子音楽の作曲者により生み出された、比較的陽気でスローテンポなさまざまな形式の音楽を表す包括的な言葉である。チルアウトはジャンル名であると同時に、ダンスフロアにいる客たちにダンスで火照った体を休め、落ち着かせる機会を与えるためダンスフロアの端にしつらえた落ち着いた(Chill)部屋で流される音楽からも来ている。この部屋には寝椅子、気持ちのよい枕があり、また陶酔に誘うサイケな照明、そして音楽による演出がなされており、その音楽は(特に数歩先にあるダンスフロアの音楽と比べると)明らかにダウンテンポなものである。(以上wikipediaより)
よーするに
「電子音楽のなかでも特にゆったりした時間を演出する音楽ジャンル」ということになるんですが。
わたしがチルアウトと呼びたい音楽は、そんななかでも前衛的なにおいのするもの、それでいて音の組み合わせが美しく響いているもの、、だと思うんです
基本は明るめで、ひとにやさしい音色の音楽。の印象があります。それがわたしのすきな音楽。
うむ。書いていてもよくわからないですね笑
ことばで説明できるものじゃないからな〜〜〜!!
(といいつつさっきラジオでべらべら喋ったのはこのわたし…)
大丈夫ですしょったんがすきなこのかんじ!!!を1ヶ月かけてまとめ上げますので!!!
みなさんもすきかどうかで判断してください!!!
今夜が2月最初の放送ということで
まずは7曲選びました!
その言葉でうまく説明できない曲たち。笑
Apple Musicでぜんぶ聴けます。とにかく聴いてほしい。いまわたしが言えるのは、わたしはとてもすき。もうそれだけ。笑
では、1曲ずつ選んだ理由やすきなポイント書いておきます!
【「Sunlight」Kyte】
今日放送で流した曲です。まずはごちゃごちゃ言ってないで「これぞ!!」という曲をお届けしようと思って選んだのがこの曲です。壮大でエレクトロニカ
電子音っていうと がちゃがちゃキンキン耳にうるさい音の印象がある方とか、ピコピコピコ、テッテレー、みたいなゲーム音のイメージもあると思うんですけど、電子音楽やエレクトロニカと呼ばれる音楽は美しくあるべき、というかあってほしいと思うんです。そういう意味で、この曲はすごく綺麗だと思う。つかいかたを間違えると喧しくなってしまうかもしれない音をこんな美しい曲にできるなんて、、、ためいきが出ます。
Kyteはイギリスのポストロックバンドなのですが最近は活動していないらしいです。ライブ見てみたいなあ…ステージ上でずっとこんなカオスな空間作り続けるのかなあ。。うらやましい
【「13494」Novo Amor】
このひと最近すっっっっごくすきなんです。ギターの音が基調な曲が多いんですが、そのギターの音色が超絶好みなんです…!!!アルバム通して聴いていると脳内溶けてゆきそうになる。
しかしこの曲はギターではなく、ぽろぽろしたピアノの音とさわさわした電子音で構成されています。そしてインストなので歌なし、1分18秒のとても短い曲。イルカの鳴き声みたいなの入ってるけどあれ何の音なんだろう?バイオリン?よくわかんない…ていうかこの曲たくさんの音がずっと同じテンションで聴こえてくるんだけど、一体生の楽器は何割なんだろう
アーティスト名はノーヴォ・アモール。と読みます。発音むずい。曲名はなんて読めばいいのかわからないので、先ほどの放送では「いちさんよんきゅうよん」と読みました。その国のことばで読めばいいよねきっと(勝手)
【「赤い電車」くるり】
くるりのずるいところは、ロックもエレクトロニカも超かっこいいところで、弾き語りもラップもインストゥルメンタルもいけちゃうところで、こんな曲だってお手の物、なところです。
「赤い電車」というのは京急の車両のことを言っているわけですが、電車が発車するときに鳴るインバータ音??という音がマニア垂涎の代物らしいです。いや、わたしも生で聴いたことあるけど、めちゃくちゃいい音でかわいかったですでもなんの音なのかは知らない。発車ベル的なものなのかと思ったら電車から鳴っているらしくて、、そのへんの話はよくわかんない。
↓これ
このインバータ音が曲の中に取り入れられているわけですこの音を曲にしたい!!とは思っても、ここまで完璧に仕上げられてしまうと感服するほかないです。ほんとずるい。でもくるりの岸田さんがすごいっていうより、「こんな音が鳴る京急ってなんなの!?」と思わされるところが、岸田さんのすごくてずるいところです。
(ちなみにこの曲が収録されている『NIKKI』というアルバムには、番組内BGMで流している「Bus To Finsbury」も入っているのだよ)
【「飽和」Lily Chou-Chou】
実はしょたはSalyuさんの歌がとてもすきで憧れています。この歌声を聴いてしまったからいまのわたしがあると思っています。わたしが音楽の世界に足を踏み入れた頃に聴いて、衝撃でした。声のちからを知って、もう、とてもショックでした
Lily Chou-Chou(リリィシュシュ)というのはSalyuさんが映画『リリィ・シュシュのすべて』にシンガーソングライター、リリィシュシュ役として出演された時の名義で、この「飽和」もSalyuとしてデビューする前の曲。その後Salyu名義でも歌われているんだけど…この頃の声は聴くたび鳥肌がたちます。映画公開時の衝撃は大きかったんじゃないのかな。。
Lily Chou-Chouの曲は たまにからだを浸らせるように聴きたくなるときがあって、この独特の冷たさを真冬のからだに浸透させたらどうなるかしら…とプレイリストに入れてみました。
【「Fiend」Ark Patrol】
ネットで調べても英語のサイトしかヒットしないので何者なのかよくわからないまま聴いている。ただかっこいいという事実のみで選曲しました笑
この曲は2018年リリースのようなのですが、2014年頃の曲から
Apple Musicに出ていて、どれもエレクトロニックでめっちゃかっこいいです。ぜひチェックを→
【「冬にわかれて」冬にわかれて】
冬にわかれてによる『なんにもいらない』収録曲、「冬にわかれて」です。
冬にわかれて←アーティスト名
なんにもいらない←アルバム名
冬にわかれて←曲名
どれがなんだかわからなすぎて、概要を掴むのに時間がかかりました……(しかも「なんにもいらない」っていう曲もあるんですよ…!!もうやめてーーー)
シンガーソングライター寺尾紗穂さん、ベーシスト伊賀航さん、ドラム、サックスなどのマルチプレイヤーでありプロデューサーのあだち麗三郎さん。3名から成るバンドです。演奏も歌もことばも美しい曲です。空がまぶしくて空気が冷えているような、いまの時期にぴったりな曲
【「Passage」山崎まさよし】
今日の放送で流した2曲目がこちらでした
山崎まさよしさんて、アコースティックギター一本のシンプルな強い音で歌を歌っているイメージがありません?わたしはそのイメージだったので、きくっちゃんからこの曲を教えてもらった時びっくりしちゃいました。この曲が収録されているアルバム『SHEEP』が全体的にそうなんですが、打ち込みのリズムを取り入れていたり声質をいじっていたり、山崎まさよしさんのチル感が垣間見えます。そう思って聴くと他の楽曲もかなり実験的な手の入れ方をされていて、「知らないかっこいい曲」の宝庫なわけです。。。じゅるり
だってもしこの曲アコースティックギターで弾き語ったら、印象ぜんぜん違うでしょう。最低限の音でこのせつなげな“夕陽感”をつくっている気がします
以上です、今週も聴いてくれて、読んでくれてありがとうございました
。゚(゚´ω`゚)゚。
関係ないけど。
わたしは寒いのが苦手だから冬はすきじゃなかったけど、こうして曲を集めていて、最近冬が楽しめるようになってきたかもしれない。音楽のぱわーなのか、これも…
しょた