みなさんこんにち鷲別。
クリスマスイブの昨日は、一曲も作らずずっと鍵盤を眺めてたきくっちゃんです。
クリスマスの今日は家でブログを書いています。
で、そんな昨晩。
とんでもないことに気づいたんです。
思わずエウレカ!って叫んだよ。
たぶん知ってる人にとっては当たり前だし、むしろ
きくっちゃん知らんかったんや!
って怒る人とかもいそうな事なんやけど。
ピアノの鍵盤。
これです。
綺麗ですね。
実は88鍵あります。
なぜかラ(A0)から始まって、ド(C8)まで。
7オクターブと少し。
電子ピアノも同じ。
大きなステージ用のキーボードも同じ。
※もちろんそれより小さいサイズの鍵盤楽器はたくさんあります。
暇なので書いてみると、
こんな感じです。
考えてみると不思議な配列です。
ちなみにオクターブは、オクトバスとかオクトーバーとかハイオクガソリンとか同じ語源。
ラテン語の8です。octo。
8全音で一周するから。
で、本題です。
僕が昨晩じっと鍵盤を見て気づいたこと、
それは
「鍵盤の種類」
建築家(一応まだ本業)的な目線で、最初は寸法のことを考えていました。
1オクターブが165mmで、それを7で割ると白鍵一個分は、、、割り切れへん、
とか。
あるいは、一つ一つ、相当考えられた形状をしているなあ、とか。
黒鍵の奥まり具合とか。
鍵盤の寸法の歴史とかも考えたらものすごく興味深いんやけど今回の発見とは関係ないので割愛。
そもそもなんでこんな配列になったか、ってのも調べるとめちゃんこ面白かったんだけどそれも割愛。ピタゴラスとか平均律とか。
ほんで、昨晩の衝撃。
「鍵盤の種類」
つまり、何種類のキーがあるのか。
僕、生まれてから今まで、なんとなく漠然とこう思ってました。
たぶんほとんどの方もそうだと思います。
暇なので種類分けを試みます。
■白鍵
L型:文字通りL字に切り欠いてある子
C型:両側が切り欠いてあり、黒鍵に挟まれる子
R型:Lの反転型。便宜的にR型と呼びます
W型:一番高いド専用。ホワイトのWにしましょう
■黒鍵
B型:これは一種類。ブラックのBとしましょう
合計5種類(Wは一箇所だけ)なのね、って。
で、なんとなくピアノを弾いていて昨日
え?
ってなりました。
まじ?
って。
もう一度写真です。
フルコンサートピアノ。
うちのnordの88鍵。
なんで今まで気づかなかったんだろう。
黒鍵の位置、白鍵のど真ん中じゃない!
もっかい言います。
黒鍵の位置、白鍵のど真ん中じゃない!
えっと、どう言えばいいのだろう。
黒鍵の中心が、白鍵の境目じゃないんです。
クリスマスで暇なので再び絵にしてみます。
こうたっだ。
ひー!
■白鍵
L型:L字に切り欠いてある子。さっきの分類よりも深く切り込んである
C型:両側が均等に切り欠いてあり、黒鍵に挟まれる子
CL型:左少なめ、右が多めに切り欠いてあるC型
CR型:左多め、右が少なめに切り欠いてあるC型
R型:Lの反転型。L同様に深く切り込んである
L0型:一番低いラ専用。Lよりも切り込みが浅い。
W型:一番高いド専用。ホワイトのW
■黒鍵
B型:これは一種類
てわけで、なんと、88鍵楽器の鍵盤の種類は8種類でした。
すごいなあ。
ようでけてるなあ。
だから弾きやす上に、見ないでも指置いたらどの音かすぐに分かるのね。
ちなみに、きくっちゃん的ベスト白鍵は、
L0かなあ。ほんのちょっとだけ切り欠いてあっていじらしい。
最後に、一応数えておきます。
L型:通常のドとファ・・・2×7オクターブ=14箇所
C型:通常のレ・・・1×7オクターブ=7箇所
CL型:通常のソ・・・1×7オクターブ=7箇所
CR型:通常のラ・・・1×7オクターブ=7箇所
R型:通常のミとシと、低いシ・・・2×7オクターブ+1=15箇所
L0型:一番低いラ専用・・・1箇所
W型:一番高いド専用・・・1箇所
■黒鍵
B型:5×7オクターブ=35と、一番低いラとシの間=36箇所
全部足すと88になりましたよかったメリークリスマス
★10分後に追記★
よく見たらさらに多い!
Lは、ドのL1と、ファのL2がある!
ファの方が、黒鍵渋滞で押された分、ほんのちょっと切り欠きが深い!
同じくRも、ミのR1よりシのR2の方が切り欠きが深い!
てわけで、
ひー!
なんと、ドレミファソラシ、全部違う!
10種類でした!!
今度こそ本当にメリークリスマス。