連投です。
以前「"こんばんは"が大好きで、昼でも使う」って言ったきくっちゃんです。
今月もうすでに、三箱もティッシュを踏み抜いたきくっちゃんでもあります。
実はね。
こんばんはが好きってよりは、夜が好きなんですね。
夜が大好きなんです。
だから、昼間でも「今晩のことを考えようよぜみんな」って意味を込めて"こんばんは"を使うのです。
もの凄くうそだけど。
もうね、あまりに夜が好きなもんだからどうしても「夜の曲」ばっか作っちゃって困ってます。
どんどん増殖しちゃうので意識してセーブしているんです夜曲

夕食ホットの1Stミニアルバム『ひとよ』なんて、まるまるそうでした。
「最終電車の音がきこえてから朝になるまで」の一夜(ひとよ)を綴った4つの歌で出来てたりします。

↑ひとよのジャケット
じゃあなんで夜が好きなんだ!ええおい!
って、よく自分でも考えるんですが。。。
どうやらこれ、僕的には大きく2つの理由があるみたいなんです。
食生活の酸がぁ歯のエナメル質を柔らかくしているみたいなんです。
★夜にきゅんきゅんしちゃう理由その1
『みんな寝ているから』

これ、たまらんですね。
かわいいっす!
なんだかんだ言ってみんな、夜に眠るんです。
一日一回、太陽の裏側に隠れるとみんなで意識を失うんです。
もちろん現代はいろんな職業や事情があるので、夜勤だったり夜通し戦わなきゃいけなかったりいろいろあるとは思います。
でも、でも、なんだかんだ言って結局基本的にはみんな一日いっかい意識を失うんです。
可愛いなあ。
なんだかんだ言って、多くの人はやっぱ夜中に意識を失ってるんです。
怖い人も優しい人もやかましい人もおとなしい人もみんな仲良く一斉に。
恋人同士なんかで一緒に眠るのって、なんかいいでしょ?
あれだってよく考えたら、おふとんかぶって「じゃあまた明日」つって一緒に意識を失ってるんです。
せーの、ぷち(意識をうしなう音)
たまらん!
可愛すぎるたまらん!!

逆に、普通に考えたら眠れない状況:戦闘中とか、なんかにもすごい興味があります。
戦争映画やドキュメンタリーなんかでも、「戦いの最中、どこでどうやって寝るか」みたいな描写があるとものすごく食いついちゃいます。
ご飯はあいた時間にささっと食べればいいですけど、ね、やっぱ最低限は眠らないといけないし。
というわけで、「なんだかんだでこの瞬間、大多数の人が意識を失ってる」感じがもの凄くきゅんきゅんきちゃうのです夜は。
そんな、みんながあっち側へ行っている状態、そこからこぼれ落ちてこっち側で起こっていること、それにもの凄く興味があるのです。
その感じが好きすぎて、きくっちゃんなかなか眠らないんです。
本当は10時間くらい眠らないとあかん人種なんですけどね。
★★夜にきゅんきゅんしちゃう理由その2
『感覚が鋭敏になるから』

夜、いろんな感覚がぴんっぴんに研ぎすまされる感じ。
これ、別に僕だけじゃないですよね?
いわゆる『夜中の手紙現象』です。
夜中、なんかやたら感情たっぷりのくっさいメールとか書いちゃう現象(きくっちゃん命名)。
これはちょっと考えるとあたり前なんですね。

人類がなぜ夜に眠るのか、ってのを考えてみると、大まかに言って次の様になると思います。
※まあこんなにリニアじゃないでしょうけど。
うちらはもともと木の上にいた猿
→ややこしい葉っぱや枝の中で木の実や敵を見つけないとだめだった
→聴覚・嗅覚よりも視覚が発達
→必然的に光の多い昼間に行動
→アフリカの大地溝帯ができて森がなくなって木から下りた(そのとき二本足で立った)
→でも視覚が退化する理由もなくそのまま昼間に行動
→その後脳みそがどんどん進化して視覚偏重にターボがかかった
→視覚ばーっかり異常に発達した人間は、逆に夜は入力情報のほとんどを失うので、夜はもうぎんっぎんに耳を澄ませ匂いを嗅いで、びっくびっくしながら生きてきた
たぶんその名残でいまでも夜はいろんなことに敏感になるんだと思います。
小さい頃から「夜は感覚も心も敏感」なことに気づいていたきくっちゃん少年は、夜、わざといろんな事を考えるようにしていました。
分かります?
わざとなんですわざと。
気持ち悪いガキですねえ。
なんで葉っぱは緑かってこと。
なんで犬はちょっと阿呆なんやろうってこと。
死んだ犬、もっと散歩連れて行ってあげればよかったってこと。
僕もいつか死ぬってこと。
死んだあと、僕はどうなるんだろうってこと。
そもそもなんで僕は僕のなかに「入って」るんだろってこと。
今でも覚えているけれど、小4のとき同級生が
「夜寝る前とかにな、いつか死ぬねん、みたいなこと考えたらもう怖ーて怖ーて寝れへんようになるわー」
って言ってるのを聞いて、若干変態なきくっちゃん少年はこう思いました。
「こいつまだそんなレベルなんや。。。夜にこそわざとそれを考えんねん。昼間には気づかんことも気づけるねん。それを追求せえやおまえ。子供か!」
うわー。
気持ちの悪い小学生ですね。
ぜったいやだこんなガキ。
でもほんとなんです。
だから本気で、昼間から「今晩はなにを考えよう?」とか思ってました笑。
「今日の夜はなにを悩もう?」って。
「昼間のいま『僕ってなんで僕なん?』って考えてもおもろないけど、うわー、夜楽しみやなー」
って。
そしてなんと気持ちの悪いことにそのまま現在に至ってしまったのですね。
だもんで今でも、21時くらいからなんか、心の奥底からすわーーーっとどきどきそわそわみたいなのが上ってくる感じ、最大限に利用してます。
やっぱ曲を書くのも夜中が多いです。
設計とかのアイデアを考えつくのも圧倒的に夜です。
簡単に言うと『夜中の手紙現象』を、こちらから利用してやってるんですね。
はい変なテンション来いーーーって。
さらに言うと実は、この「夜に"わざわざ"考え事をする」癖が進化して、寝ている間にもいろんな事を考えられるようになりました。
ほんとに。
人間ってすごいですね。
うまくいくようになったのは大学生くらいからかな?
寝ている間に考えたことって、起きてみるとしょーもないしワケ分からんよね?ってよく聞くけど
甘い!
それは訓練がたらん!
けっこうね、ええのが出るのよ。
寝ている間にどんどん考えがまとまってきて、おおおおお、ってなって、
6時ぐらいにいきなしばさーーーって飛び起きて、そのままパソコンに向かったりノートや五線譜に書き留めたりします。
ってわけで、つい先日もそれで一曲うまれました。
『1903』ってタイトルです。
まだこれからみんなでアレンジしたりするので詳しくは書けませんが、、
近々発表出来るといいなああ!
ぜひみなさまに聴いてほしいなああ(眠りの中で作った曲だけど)