忘れられない詩①。 | よろぼい日記

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杖ついてやっとこさ歩いてバタンキューの毎日。食べれない。喋れない。わからない。死にそう。どん詰まりのあがき…………か。それとも死に欲かな?

 

♪戟叉の一撃
火の雫
いいとも、けっこうさ

もう一度
探しだそう
永遠を

それはきらめく太陽と海

待ちわびた魂よ
ともにつぶやこう

空しい夜と
烈火の昼の
せつない思いを!♪  

 

 

 

 (『地獄の季節』アルチュール・ランボーより)

 

 

下の下の下の方のどん底をのたくりながら生きてきて、あっかんべをしながら潰れた夢の残骸に埋もれてくたばるつもりが、昨今の政治の糞まみれのさまを拝ませてもらうと、私にもやつらをぶちのめしたい夢があったことを思いだしてしまった。

 

阿修羅をはじめ、ネットの呼びかけで、1000人の人たちが銀座に集まってきたのを見て、そのときも、すっかりあきらめていた私の夢も、もしかしたら一歩を踏み出すのではないかと思えた。

 

そして、今も、新土をはじめ、遠くから感受性の炎を、けむりを、涙を盗み見て、やはり遠くなっていたかつての夢を思い出す。

 

互いに互いを軽蔑しあい、エゴ丸出しで罵倒しあわなくても、強いものは弱いものに手を差し伸べ、弱いものは弱いものに手を放さないで生きていけるような世の中にならないものか、と。