「なーにお前またレモンジュース?」
「っ悪い!?」
「べっつに~」
むかつくむかつく
この隣にいる男が。
なんでかわかんないけど
なんていうか、
攻撃的になってしまう。
ううん、ほんとはわかってる
好きなんだこいつが。
まあ気づいてないんだろーけど。
おもいっきりジュースを飲む。
このすっぱさが大好き。
「うーわお前よくそんなすっぱいの飲めるね」
「自分こそどうやったらそんな甘いののめるのよ」
向こうはあまったるい桃ジュース。
「桃が好きなんだよ」
「・・・」
「お前俺のこときらいなのー?」
「嫌いじゃないけど」
「ふーんじゃ好きだ」
「!?」
「おっ図星?」
「うっさい!」
「・・・なんでゆうの?やめてよ言わないで」
「?は?」
「そーだよ好きよ?なんなのなんか悪いの?
なのにあんた何もわかってないじゃん
ってゆうかもういいってば!じゃあね!」
立ちあがってその場を去ろうとする。けど。
立ちあがれない
あたしの目の前は
あいつの胸。
「なーに今更
そんなキレ気味の告白はじめてなんだけれども?」
「なんなの・・・」
「俺も好きだよ~?」
「うそつき」
「愛してますから♪」
「かわいいツンデレな桃ちゃんが大好きですから♪」
やさしいキス。
あたしのすっぱい口の中に
甘い桃の味が伝わってきた。
end...