すでに2月

日々〝ちゃいるど〟を見守りながら


誰でもいくつもの物語があり
そして主人公は言わずとも
物語を創り出す本人で

その何章めかの佳境に入る場面では

ネバーエンディングストーリーを読み進める少年
バスチャンのように
旅をするアトレイユのおはなしは
見た事があるかもしれません
行く先々で出逢う恐れが生み出す幻想を


実際に人を傷つけて喜ぶものもいるとしても


自分が創り上げた魔人との大決戦

自分でこしらえた幻想にまで
怯えて眠る事がないように
冒険を味わう〝ちゃいるど〟の

心の砦でありたい

そんな砦が実はどこにでも沢山あるように

いえ、魔人はどこにも居ませんでした

チャンチャン♪とくくれるように





オルゴも佳境かといえば
もったいぶってるわけでもなく
序章が長い

クライマックスの次に
ワクワクする序章や予告編が終わらない

予告大好き人間ですから



いつまでも完成しないオルゴは
今、この段階




これは

シリコンで


今までオルゴを作るのに試したシリコンの中ではベストな硬度


こういうものが

収納ケースにわちゃわちゃ入っており

これはまだ綺麗な方



中には硬化していない

ベチャッとした型もあれば

一度きりの型取りだけで終わるような

使えないものの方が多いのです


モールド作りを仕事にしている人は

すごいですね。

買いためたモールドも多くあります。




そうして

樹脂剤を流し入れて

オルゴは佳境を迎えながら

この時間




自分や誰かの「喜び」を想像して


「もっと」を追い求めると

すぐには完成しない



こんな原型前の段階をお見せしたら

がっかりさせそうですね





実際、こんな事をしなくても

すぐに作る事が出来る「喜び」はありますから


原型前の作業を続けていると

時々、何やってるんだろうと思う事はあります





すぐには結果が出せない日常のあれこれのひとつへ




お友だちがずっと紹介しています本からの言葉で

印象に残りました。




I〈わたし〉真実と主観性 第4章

デヴィッド・R・ホーキンズ著 立花ありみ訳から


喜びの源は結果や目的の達成にあるのではなく、道を歩いていることそのものが喜び



 



無駄に時間を費やしてる気持ちを何度も味わっていますが


すぐに結果を求めず

待つ喜びを味わいたい

そんなふうに


自分も楽しみ、喜びを拡げて


山を登ろうとしている誰かに寄り添い

喜んでもらえるものが出来るのを励みに



のんびりと

また明日