雨、風はしのげる大きめの小屋があり、そこに入って眠っていたり、外の土に伏せて道路を見ていたり。
介護の職員が訓練する?研修する所に飼われているみたいです。
私が毎日朝に通る時、車から見ながらおはようと声をかけるのが日課になりました。聞こえるはずもないですが、なんとなく声をかけたくなります。顔も真っ白になって、老犬であろう彼は(大きさから勝手に男の子だと思ってる)毎日そこにいます。
研修センターなので、夜は誰もおらず、休みの日も1人ぼっちだと思います。
ましてや、年末年始や、ゴールデンウィークなど、彼はどうしてるのだろうと。
いつも道路を見ているのは、職員が来るのを楽しみにしているからだよね、きっと。
彼を見て思う。君は今日何度名前を呼ばれたの?頭を撫でてもらえた?と。近寄って声をかけたいな、ヨシヨシって。でもよそのお宅なんですよね。
飼い方は人それぞれです。田舎なので今だに犬は外飼いが普通、子猫は目が開く前に川に流す。
そんな事をする人達がいる同じ世界に私もいる。嫌です。以前友人が、知らない人にも尻尾を振るから番犬にもならない馬鹿犬だと言って、自分の飼い犬に農薬をエサに混ぜ、吐いても死なないと毎日農薬を食べさせ、それでも死なないと山に捨ててきたと平然と私に話しました。殴りたいと初めて思った日でした。
小中高と一緒だった友人がそんな事をするなんて。
私は泣きながら責めました、愛してるから尻尾を振る、人間が大好きだからなのにと。命のあたたかさをどうしてどうしてと何度も何度も。その日から私の友人ではなくなりました。犬には感情も心もないって言い放ったから。
捨てるのも、虐待するのも、殺すのも人間。
そして、優しい手でもう大丈夫だよと抱きしめて助け出しているのも人間。
なんでしょう。たまに人間でいるのが無性に嫌気がさします。そして人間でいるのがとても誇りに思う日もあります。