現役の電通社員「IOC委員には欧州の貴族が多い。金欲しがってる」「賄賂」「会社の中にカジノ部
IWJ Independent Web Journal 2016.5.26
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/304006
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岩上「招致に関して、電通はどのような役割を?」
中村「プロモーションビデオの作成などですね。ビデオは5分間で10億円くらいでした」
岩上「5分間で10億円!?」
中村「あまりに高額だったため、担当者が都議会にも呼ばれ、妥当かどうかを追及されていました。どんぶり勘定の制作費の見積もりでしたね」
岩上「五輪ともなると、予算が青天井になるということですか?」
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中村氏「東京招致委員会の委員には、電通のクリエイターも入っています」
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岩上「金品が渡るのは業界の常識なんですか?」
中村「そうです。世界の常識です。名古屋も少額だから招致できなかったという話です」
岩上「スポーツの祭典としてクリーンなイメージですが、そういう裏があるんですね」
中村「IOC委員にはヨーロッパの貴族が多いんです。しかし、彼らはお金があまりないようで、お金をいただきたいようです」
岩上「JOCのトップの竹田恒和さん。ブラックタイディングズ社という銀行口座にJOCから送金していたと報道されています」
岩上「日本の中では、当局がまったく動いていませんが、どれほどこの報道には信憑性がありますか?」
中村「かなり信憑性があります。開催地が決定する前、日本には汚染水問題もあり、日本は五輪候補地としてマドリード、イスタンブールに負けて最下位でした。
日本は当時、アフリカの票が欲しいがために動かなければならず、国際陸上競技連盟のラミン・ディアクさん…この人はイスタンブールを推していたのですが、イスタンブールは裏ガネを拒否。東京がワイロを支払ったので成立した、ということです。電通はIOCとも国際陸上競技連盟とも国際水泳連盟ともマーケティングパートナーです」
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岩上「経済特区構想では、フジテレビも一緒になって『お台場を特区にしよう』という話がありましたね」
中村「そこに電通も絡んでいました。会社の中に『カジノ部』もありましたから」