ヤツコ委員長。福島第一原発事故は、将来的にも放射能漏れによる健康被害の恐れはない。 | サンチュウ事報(SANCHUSHIHO)

ヤツコ委員長。福島第一原発事故は、将来的にも放射能漏れによる健康被害の恐れはない。

ヤツコ委員長
福島第一原発事故は、将来的にも放射能漏れによる健康被害の恐れはない。




アメリカのNRC=原子力規制委員会のヤツコ委員長は、福島第一原発事故で放射能漏れによる直接の健康被害がなくても、社会への影響が大きいと分かったとして、原発の規制を強化する方針を明らかにしました。

 NRC・ヤツコ委員長:「直接的な健康への被害がほとんど全くないものであったとしても、福島のような原発事故は、アメリカでは受け入れられない」
 ヤツコ委員長は、原発関係者の出席した会議で、福島原発の事故では直接的な死者もなく、将来的にも放射能漏れによる健康被害の恐れはないと強調しました。そのうえで、「日本では、まだ9万人を超える人が避難生活をしていて、いつ家に帰れるかも分からず、原発事故が社会に与える影響の大きさを考えるべきだ」と述べました。また、この教訓を生かして、アメリカ国内の原発の安全性を高め、規制を強化する必要があると訴えました。