さて、できれば避けて通りたかったGRE (Graduate Record Examinations) のお話。

 

GREの成功の秘訣を探している方はストップ。役立つ記事を提供されている方々がほかにたくさんいらっしゃいます。このお話は、「GREがぱっとしなくても大学院に行けることもあるんだな」というただの私の体験談です。

 

GREがなんのことだかを理解し、テストを受けるまでに与えられた時間は、3週間。あせる。

GREの内容は (2021年9月の時点)

  • エッセイ 2種類 (30分x2 6点満点)
  • Quant (数学) 2セクション(35分x2 選択式で170点満点)
  • Verval(英語) 2セクション(30分x2 選択式で170点満点)
エッセイはTOEFLやIELTSとそんなに遠くない。
Quantは、高校1年生程度の数学ができれば大丈夫とか言われたりもします。連立方程式や図形の角度を求める問題など。
 
日本人の友達が言うには、「高校受験を経験したことあるなら余裕で満点近い点数がとれる」とのこと。
それを受験経験がぜろの私に言わないで。
 
でも、たしかに大学レベルの数学の知識はいりません。もちろん難易度の感じ方には個人差があります。
高校時代に数学と1年目でさよならした私の場合(ダンスの道に進むと決めていたので):Quantのセクションの例題をはじめて見たとき、問題集何回かやればまあ8-9割はとれるだろうな、という感触でした。
参考にならないかな。
 
例題を見て冷や汗をかいたのは、Verbalのセクションです。英検のように、空欄に当てはまる単語を選んだり文章題を読んで適切な考察を選んだりする形式ですが、選択肢のどの英単語も見たことない。選択式だからといって、すべての問題をサイコロ転がして選ぶわけにもいきません🎲
 
やっぱ願書だすの今年はやめよー。
 
と弱気になる私に教授は、
「(経済学関連の修士の出願では)Quantの点数以外誰も気にしないから、とりあえず受けてきて。」
と、そのときは、嘘だろ、としか思えないお言葉をくれました(あとになって一理あることがわかった)。
 
なんとかならなそうな状況を3週間でなんとかするために、私が使ったのは2つ。
  • 公式の、「Official GRE Verbal Reasoning Practice Question」と「Official GRE Quantitative Reasoning Practice Questions」という問題集をあまぞんで購入し、ひたすら問題をとく。
  • スマホのMagooshの単語アプリで英単語を頭にたたきこむ。
3週間、大学の近くのビーチでたそがれながら、ひたすら英単語を暗記してました。
 
テストはコンピュータベースで、私は近くのテストセンターに行って受けました。
Covid19がまだ沈静していなかったので、マスクがずれようものなら試験場のスタッフの方におこられる。
ごめんなさい。
自宅からオンラインで受ける方法もありましたが、なにしろ私は、ここぞというときに珍妙な事件をおこすことで有名 (パソコンまっくらになるとか)。時間に余裕がないのでリスクは避けたかった。
試験料はそのときの円換算で約3万円。結果は約1週間後にわかります。
 
結果。
 
まあ…。大学によっては応募者の平均よりちょっと上、別の大学によっては基準値にぎり達してない。
 
結果的には、願書を出した大学すべて(基準のスコアに足りてなくても)入学許可をいただいたのですが、そのときは、やっぱりだめだったなあと思いました。
 
教授に、すいませんあんまり点数よくないです、と報告したら、
「大丈夫大丈夫、大学の審査委員会の誰もGREのスコアなんて気にしない。」とおしゃっていました。あれ、Quantはまあ大事って言ってなかったっけ?
 
GREを大学側が合否決定にどう使っているのか、よくわからないままであります。
おそらく、私が出願した経済学の修士課程の選考においては、教授からの推薦状や、学部での成績が合否の大部分を占めていたのであろうと思われます。
 
次回、実際に大学へ願書を出した過程と、大学選びについてお話ししたいと思います。