春から行っている
製本教室のお話。
不定期なんだけど、
10時スタートで
お昼をはさんで夕方まで
ひたすら糸と紙に戯れる時間。
「よくばり糸かがり綴じ」
というテーマで作った本
紙を数枚ずつ折ったものを
折丁(おりちょう)といって
それを重ねて糸で綴じると
本になります
一般に売られている本は
折丁を束ねた背が見えないけど
それをわざと見せるように
色糸で綴じたり
リボンをかませたり
そんな遊びができるのが
製本の楽しいところ。
最初に見本を見た時は
これ、どうなってんの???!
・・・って思ったけど
リボンを選んで
糸を選んで
頭こんがらがりながら縫ってるうちに
なるほどね!って瞬間があって
病みつきになりました
別の日に作ったこれは
「コーネル装のノート」
背と角に布を貼ったデザインを
「コーネル装」といいます
この日は
「タイの角布装ノートをつくる」
がテーマで
アバウトに
折丁をホチキスで留めるイメージで
ノートを作る講座でした
布の代わりに
タイのイメージの色紙を使って。
糸と針で
1枚の紙が束になって
そこに貼ったり切ったりして
だんだんと
本になっていく過程が楽しい。
作るページのイメージに合わせて
自由に本の形にしたい
箱も同じで
入れるものに合わせて
自由に箱にしたい
それをしたくて
製本教室に行ってます。
なんかもうここまでくると
マニアックというか
自己満足というか
そんなのどっちでもいいじゃん?
…の世界なんですが
ZINEを作るようになって
ますますその思いが
強くなりました
一番最初にZINEを作ったのは2016年
「好きなもの通信」シリーズと名づけて
vol.1は「てがみをつくろう」
A3サイズの紙を折っただけのものでしたが
初めてリソグラフ印刷に挑戦。
印刷会社から届く仕上がりを
ドキドキしながら待ちました
vol.2は「こけし」。
初めてミシンで冊子にしました
手紙舎の本とコーヒーで販売したので
オマケにこけしのプラバンを。
思えば既にこの時から
「冊子にする」という魅力に
とりつかれてました
何かZINEを作るたびに
「どういう形にするか」が
一番悩ましくて
一番楽しいところ。
本って表紙だけじゃなくて
こうやって並べると
背表紙も可愛いですよね。
そんなところも好き。
今月も新しい事を教わりに
教室へ行きます。
自己流で作ってるマステ帖も
今にカッコよく製本したい。
武井武雄みたいに・・・・・♪