わたしは完全に珈琲派です。
なぜなら
紅茶を美味しくいれる
自信がないから……
でも、パッケージは別。
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去年、
あのとき。
ここでお茶したあとに訪れた場所。
「えいこく屋」。
数えきれないくらいの紅茶が
壁いっぱいの棚に
並んでいました。
それまでの
紅茶のイメージは
薄い陶磁器に優雅にいれる
おしとやかな飲みもの
「案内したい紅茶のお店があるから」
……と彼女に連れられて
入ったそのお店には
インド・スリランカ・ヨーロッパ
ハーブにスパイス
中国茶。
多種多様に揃えらていて
その圧巻に気圧されて
入口で立ち止まってしまったのを
覚えています。
なんてカラフルなラベルたち。
瓶に缶に箱に
平型ティーバック
三角ティーバック。
これはなに？
あっちの棚は何がある？
楽しくて楽しくて。
そのくせ店内が
「ジャンク」な雰囲気でないのは
創業1978年という老舗の貫禄が
静かに漂っていたからなのだろうと
今改めて思うのです。
その時の写真フォルダーを探しても
お店の中の写真が１枚もないのは、
無遠慮に撮影ばかりしたら
懐深い実直なこのお店に
失礼なような気がしたからなのかな。
写真が1枚でもあったら
その雰囲気を伝えやすいのかも
しれませんが……。
その時を思い出しながら
今夜、
大好きなお手紙を紅茶で作って
簡単な作り方を載せました。
紅茶を飲んだら
お手紙かこう。
