本日、長女(小4:はな子)が10歳になりました。
子育てをしていて最近よく思うのが、子育ては奇跡の連続と積み重ねです。
今、長女が10歳を迎えられたのは、いろんな幸運が重なってのことだと思います。
一歩間違えていれば、今この世にいなかったのかも、と思うこともありました。
今日は長女がこの10年間に行った伝説?と奇跡の連続だと思う理由について書きます。
10年間
10年というのは、長いようで過ぎればアッという間です。
10年前の長女が生まれたときは、今でもよく覚えています。
長女が生まれたのは、年間2500人以上が正常分娩で誕生する産婦人科でして、病棟に行くと、生まれたばかりの新生児がずら~っと並んでいます。
(まるで赤ちゃん展示室)
同じ誕生日の子が少なくても2〜3人、多いときは10人くらいいて、まぁとにかくスゴイ産婦人科でした。
さて、はじめて長女を見たとき、
「だれ?」
となり、
「まさかうちの子!」
と驚きました。
なぜならば、赤ちゃん展示室に並ぶ子たちとはどこか違い、どちらかというと
「サル?」
と思ったからです。
今となっても野生児の感じは抜けきれませんが、生まれた当時から野性味溢れる子でした。
奇跡の連続
長女は、小さい頃からとにかくワンパクで、私は女の子というより、男の子として育てて来ました。
とにかく怖いもの知らずで、「恐怖」という言葉は無いの?と思うときがしばしばあります。
一番最初で最も恐ろしいと思ったのは2歳半のときにあった
ホームから線路に転落
です。
電車に乗ろうとしていたところ、長女は私の手を振りほどいて一人で電車に乗ろうとし、電車とホームの隙間に、ストンと落ちました。
幸いにもかすり傷一つ無かったのですが、そのまま電車が動いていたら、大けがじゃすみません。
電車とホームの隙間から手を伸ばし、数人がかりで長女を助けたあと、駅員室に呼ばれ事情聴取を受けたのは今でもいい思い出です
私は冷や汗だくだくで、電車遅延による【損害賠償】の4文字が頭から離れませんでしたが、何もありませんでした
今思うと、ここから長女のワンパクっぷりはさらに加速します。
3歳になると、走っている自転車の後部座席から突然ダイビングして顔面強打、一歩間違えていれば鼻が潰れ、前歯はボロボロでしたが、鼻血ブーだけですみました
その後も、ディズニーランドやディズニーシーでの迷子事件はまだまだ可愛いいもので、滑り台から逆走転落事故もありました
逆走転落事故は、その名の通り滑り台を逆走し、上に着いた?と思いきや、なぜか体のバランスを崩し、そのまま滑り台のてっぺんから地面にストンと転落
一歩間違えると腕や足、顔面骨折の大けがをするところでしたが、抜群に運動神経がいいのか、実は受け身の練習をしていたのか分かりませんが、ちょっとしたすり傷だけで済みました。
今思うと、怖いというものを知らない、というか、これをやるとどうなる?という想像力が欠如している故の行動だろう、と思っております。
一方で、それがいい方向に作用しているときもあり、例えば水泳では普通の子は最初はビビるであろうプールでも臆さず、「溺れたらどうしよ?」という恐怖心が無いようで、アッという間に25m泳げるようになりました。
スキーに行かせると、「転んだら怪我するんじゃね?」というような急斜面でも、上級生に混じりスイスイ滑っています。
最初私は長女のことを「自制というねじが外れている」と思っていましたが、今では「怖いもの知らずの挑戦者」とポジティブに捉えております。
さいごに
最近、いろんな事件/事故で、お子様が怪我をする/亡くなるニュースを目にし、心を痛めております。
そういうニュースを見る度に、今日の記事では書いていませんが、うちの子にも似たようなことはあった、というのが度々あります。
今、長女が元気に小学校に通い、塾(日能研)に通い、ピアノや水泳をやっているのは、日々の暮らしの中で、たまたま運が良かったのか、それともいろんな奇跡が続いたのか分かりません。
長女のこれからの成長に加え、家族全員が健康に暮らしていることに感謝をした誕生日です