先日の育成テストの結果ですが、
共通は目標達成、応用は惨敗です。
育成テストの結果を、2回に分けて振り返ります。
(育成テスト結果は以下参照)
勝ちに不思議の勝ちあり。負けに不思議の負けなし。
心形刀流・松浦静山の『常静子剣談』にある一文です。
意味はとてもシンプルで明快です。
負けるときには、何の理由もなく負けるわけではなく、
その試合中に必ず何か負ける要素がある。
一方、勝ったときでも、すべてが良いと思って慢心すべきではない。
勝った場合でも何か負けにつながったかもしれない要素がある。
すなわち、負けた時には必ず理に適わない原因があります。
敗因を十分に分析・検討することの必要性を説いています。
しかし現実をみると、
例えば受験の成功情報に比べて、
失敗情報は極端に少ないです。
なぜならば、一般に失敗情報は隠れたがる、もしくは隠したがります。
私は敢えて、その逆をいきます。
失敗情報=低い点数を報告することで、
いろんな問題(Problem)を見える化し、
それを解決するために挑戦(Try)していきます。
もちろん今よりさらに下がる場合もありますし、
たまにはうまくいくこともあるかと思いますが、
最終決戦はまだまだ先なので、気長にいきます。
失敗に向き合うための方法
失敗から学ぶための手法はいろいろあり、
私個人的に一番関わりが深いのは、「落穂ひろい」です。
詳細は以下参照
①他社、他人に対し不親切ではないか?
②納品のクレームに対し、不信はないか?
③外に向かって空理空論を吐いていないか?
中学受験に例えると、
①受験生本人に対し不親切ではないか?
②テストの成績に対し、不信はないか?
③受験生や塾/テスト対策に向かって空理空論を吐いていないか?
と言い換えられますが、
なぜなぜ分析を本気で始めると病気になります。
私が普段よく使うのは「KPT法」で、
K:Keep(このまま維持)
P:Problem(問題)
T:Try(解決策)
を書き出し、今後どうするかを考えるものです。
具体的なやり方は、専門家のHPや書物に任せるとして、
実際にやってみます。
KPT法を使って育成テストの結果を分析してみた。
一番の問題は国語(応用評価3)、次に算数(応用評価5)です。
現状低い点数を上げたほうが、効果は大きいです。
例えば国語+30点(平均相当), 算数が+10点取り、
理科/社会は現状維持で400点(/500点満点)を超えます。
これ以上勉強時間を増やさず点数を戻す(あわよくば上げる)ためには、
勉強する環境/やり方を変える必要があり、
日能研の自習室で宿題をする決断をしました。
やはり中学受験の勉強は、専門家に任せるべきです。
保護者が仕事で忙しい=テストの点数が下がるなんてのは、
絶対に許されません。
早速明日から実践してもらいます。
自習室で勉強/宿題したことによる成果や課題などは、
おそらく次回以降の育成テスト結果に
少しずつ見えてくるのでは?と思います。
明日の昼にさっそく日能研に電話して、
使い方などを聞いて見ようと思います。
ちなみにゲームは以下の通り、しばらく禁止にしています。