物事がうまくいかない時や、
人生が思うようにならないと感じる時、
私たちはいつもこう考えます。
<自分の能力が足りていないから...>
<自分が今のままの自分だから...>
そして「凄い自分になってやろう」と力んだりする。
変わったこと、凄い事をしないと、現在の苦しい局面を打開できない。
そう思い込んで、つい答えや解決法を遠い所、
高いところへ設定したがるのです。
しかし、それは大抵の場合、逆効果に終わります。
難しい問題を難しく解こうとすると、
事態はもっとこんがらがってしまうからです。
答えはきっと、悩んで悩んで、右往左往して、こんがらがって、
そんな自分を嫌になって、何もかもが嫌になって、
全部を投げ出して、アタマが空っぽになった時、
「はっ」と、気づくようなもの。
ものごとの真理とは決まってシンプルなもの。
そんな「はっ」の扉となってくれる本を今夜はご紹介します。
本田晃一さん著『はしゃぎながら夢をかなえる世界一簡単な法』
勝手ながら、いかにもな自己啓発本は当店の守備範囲ではありません。
しかし、この本はいかにもなタイトル、装丁とは真逆な内容の本です。
これほど、ふらっと、ラフに、しかし的確に、
人生における真理を提示してくる本はなかなかありません。
自分の自分への扱い = 社会から自分への扱い
この本に書かれているこの一節で、
私の人生観はゆさぶられ、大きく変化しました。
是非じっくりとこの一節を心のなかで吟味してみて下さい。
今の自分ではない<何者か>になろうとすること
= 自分を否定すること
その<何者か>になるために必死の形相で努力し続けること
= 自己否定を強化し続けること
なぜ自分ばかりこんな目にあうんだ!
こんなにも毎日頑張っているのに!
という方はこの年末に是非この本に手を伸ばしてみて下さい。
努力が無意味、という意味ではありません。
詳しくはぜひこの本のなかで。
きっと思いもよらない解決策がこの本で貴方を待っています。
ネクラ店主が敬愛してやまない故・竹田和平さんの関連本としても
この本は必読です。
ネクラ店主はこの本と出会って、
<今の自分ではない、何者かになるための本>ではなく、
<自分自身になるための本>を
紹介する本屋を作りたい、と思いました。
そういった意味でも、思い入れのあるこの本を
本年最後にご紹介します。
自分自身になるとは、必死で頑張ることではありません。
心の鎧を一枚、また一枚と、取り除いていくようなもの。
心がどんどんと自由になっていく...
そんな素敵な一年が皆様に訪れますように。
二度目の登場となりました竹田和平さん。もしご存知ない方はラッキーです!!
ぜひ和平さんの著作にも触れてみて下さい。
※こちらの商品は近日中に当店のオンラインショップでも販売予定です。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
ご来店は... オンラインショップはこちらから...
http://www.kamakura-ugokasu-bunko.com
もろもろのご質問・お問い合わせは、
当店のお問い合わせコーナーからお気軽にご相談ください〜。
http://www.kamakura-ugokasu-bunko.com/pg61.html