今晩は、今日も「鎌倉うごかす文庫」は、
24時間営業中です。
ご来店は...
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※「鎌倉 うごかす文庫」ショッピングカートの不具合について。
これまでたびたび不具合が起きておりました。
ショッピングカートですが、お時間頂きましたが正常化しております。
ご迷惑おかけいたしましたお客様には、心からお詫び申し上げます。
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今晩は、「鎌倉うごかす文庫」店主のおーじーです。
シリーズの最終回となります。
「もし本当に売りたいものがあったとして」それを現場でいかに売っていくか?
についてPOPというツールをベースにお話してきました。
かなりVMDやマーケティング的な内容になっておりますが、
レアな特集ですのでお付き合い下さい。
 
前回までで
「売り場でストーリーをつくる」こと、
「POPの種類とその使い分けを意識する」こと、
「売り場において結果を出したければ違和感を演出する」こと、
をお話してきました。
今回は
「共振ワードを見つける」

「三振を恐れない」
 
についてお話していきます。
私が「仕掛け売り達人」であった頃、最も多かった質問は、
「キャッチコピーが思いつきません...」
「私センスがないので、セールスの文章が思いつきません...」
というものでした。
長年の現場経験や、それにともなって様々と研究を重ねた結果
言えることではありますが、
「キャッチコピーや、セールスのための文章に
センスは必要ない」
というのが私の答えです。
例え話で説明します。
 
Q.  もし今、あなたが何か購入を迷っている高価な品物があります。
     同様の商品がいろいろなメーカーから出ています。
     どのようにしてひとつを選択しますか?
 
どうでしょうか?いろいろな答えが出てはくると思いますが、
かなりの方がこう答えると思います。
「口コミを見て選ぶ」
その理由は...
「その商品の正確な評価や、使用感が聞けるから」
ですね?つまり...
「その口コミに載っている言葉は
 最も説得力のある言葉である」ということ。
もうわかりましたね?キャッチコピーもセールスレターも、
口コミに載っている言葉をベースに考えていけばオッケーです。
なので
「コピーライティングに必要な力とは、編集力である」
と私は考えます。
「口コミや、感想から得た素材をどう加工して伝わりやすく見せるか」
そのためのスキルがコピーライティングのキモだと思います。
当然、本当に身につけたいなら多少の努力は必要ですが、
才能を開花させる、といった大それたものでは決してありません。
 
また新商品を売りたいのであれば、
事前に使用感のサンプルをとって下さい。
当然、お世辞を言わない人からでたシンプルな感想が一番効力があります。
何気ない、ひと言から奇跡が起こったりもするのです。
私は長年の現場経験のすえ、その考えに辿り着きましたが、
その「口コミ・セールスライティング」を体系化されている著者さんが
いらっしゃるのでご紹介します。⇩⇩
 
コピーライティングに必要なのは、編集力と先ほど申し上げましたが、
編集にもいくつかの型・パターンがあります。
それがとてもわかりやすく学べる名著中の名著です。
 
中山マコトさんは、口コミから得られた感想を
「(心の)共振ワード」
と呼んでおり、私も中山さんの理論に大きく賛成します。
売るために、必死で文句を考える必要は実はありません。
シンプルな「共振ワード」をちょっと加工すれば十分なのです。
 
 
 
 
最後の最後となりました。
「自信のある商材をどうしても売りたい」そんな時に、
もっとも大切な心構えをお話してシリーズをしめます。それは...
「とにかくバットを振って下さい」
ということです。これが意外と難しい。
 
「なんでそんなにヒット商品出せるんですか??」
と昔よくいわれたものですが、
いつも心の中で言っていた答えはたった一つです。
「いつも仕掛けているからだよ」
 
その頃、人が一回仕掛けている間に、
私は少なくともその何十倍か仕掛けていました。
いつも色んなところで小さく試みて、小さな反応の変化を常に見ていました。
たくさんの苗床を毎日見ながら、成長の良いものを、
小まめに日当たりの良い場所に移動する、さらに水や肥料を加えてやる。
そういった作業を人知れず行っていました。
なぜそんなことが出来るのか? は簡単です。
「工夫しながらバットを振っていれば、
いつか必ずホームランがでる」
ということを知っているからです。
 
一回バットを振ってそれっきりという人が実に多いのは残念なことです。
「私は自分が天才でない自覚ゆえに、
 バットをより多く振る」のです。
かのベイ・ブルースがそうでしたが、
ホームラン王は、たいがい三振王でもあります。
ぜひともバットを振ってみて下さい。
 
ということで、長いシリーズとなりました。
お付き合い頂いた読者様に心より感謝致します。
みなさまのお役に立てればなにより幸いです。
 
突発的に始めた企画でしたが、
ひとつのきっかけということで、
通常はHOW TO本はあまり扱わない うごかす文庫 ですが、
ご紹介した中山マコトさんの書籍をアップしていきたいと思います。
明日改めてご紹介致します。
ではお付き合い頂きましてありがとうございました。