こんにちは、今日も「鎌倉うごかす文庫」は、
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ご来店は...
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これからもぜひお気軽に声かけ下さい。
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※「鎌倉 うごかす文庫」ショッピングカートの不具合について。
これまでたびたび不具合が起きておりました。
ショッピングカートですが、お時間頂きましたが正常化しております。
ご迷惑おかけいたしましたお客様には、心からお詫び申し上げます。
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こんにちは「鎌倉うごかす文庫」店主のおーじーです。
シリーズでお届けしております、「POPを使ってものを売るコツ」
前回は「コツその① 売り場でのストーリーを考える」をお届けしました。
今回は

その②
POPの種類を使い分ける。

その③
周囲のものとの違和感を考える。
についてお話していきます。
今回はより実践的なPOP(キャプション)のつけ方・作り方に入っていきます。
 
前回、売り場のホットスポットデッドスポットのお話をしました、
そちらもからんできますので、気になる方はぜひそちらの方もご覧下さい。
 
そもそもPOPを使い分けるなんて考えたこともないという人が
大半だと思いますが、
大きく分けるとPOPは三種類に分類されます。
「情報提示のPOP」「インパクトPOP」
「読ませるPOP」。
それを意識して使えるか、使えないかで、効果は雲泥の差です。
 
「情報提示のPOP」は言葉のとおり、商品の名前、価格、簡単な特性が
記されたもの。あるいは売り場、コーナーなどの情報が記されたもの。
ドラッグストアや、スーパーでついているプライスカードが代表例です。
よくある間違いのひとつは、コレをつけているからもうオッケー、
仕事した、と思ってしまうこと。
だってスーパーのプライスカードを見て購買意欲を掻き立てられる!
なんて人はいませんよね??
例えが極端ですが、レベルこそ違えど、こういった間違いをされているお店は、
実は非常に多いです。
 
もう一つの間違いは「インパクトPOP」と「読ませるPOP」の使い分けです。
ちなみに「鎌倉 うごかす文庫」では⇩⇩
こういった「インパクトPOP」を現在多用してます。
イラスト・写真 プラス1〜2ワードの言葉で構成します。
とにもかくにも「おっ、なんだ??」と思わせるのが目的です。
「鎌倉 うごかす文庫」はインターネット書店です。
クリックしてもらう、ことではじめて詳しい情報をお客様に提供できる。
そのためにまずは直観的に興味を持っていただかないといけません。
あくまで「掴み」に使うのが「インパクトPOP」です。
 
では、「読ませるPOP」とはなんぞ?? ということになります。
「読ませるPOP」とはお客様の心に話しかけるPOP、
お客様とPOPを通して話をする、そのためのPOPです。
なぜこの商品をオススメするのか、メリットや、
オススメしている側の心を言葉にして表現していきます。
重要なことは、
「インパクトPOP」を見て商品を買おうという人はいない。
でも、「読ませる POP」を読んで商品を買う人はいるということです。
 
前回お話した「ホットポイント」「デットポイント」を例にお話すると、
ホットポイントでは、商品自体がキャッチーなもの、
キャラが立っているものと「インパクトPOP」を使っていきます。
商品自体にキャラが立っていると手にとってもらうことだけで、
十分に訴求力があります。
またお店の独自性もアピールでき、非常に有効な看板となります。
 
「インパクトPOP」を誘導役にして、
デットポイントでは「読ませるPOP」で、
内容があるのに、インパクトに欠ける商品を大きく仕掛けます。
内容は良いものなので、多少長くなっても良いので、
しっかりとオススメポイントを書きます。
文章が長くなるとお客様が読んでくれない、という説は、
私の経験上実証されませんでした。
お客様は、心のこもっている文章なら、
長くても意外なほどしっかり読んでくれる。
というのが私の結論です。
「以前、POPこう書いてあった商品を探してる」というお問い合わせを
これまで何度も、何度も、受けたことがあります。
お客様(特に女性のお客様)はこちらが思っている以上に、
お店のあらゆるところをしっかりと見ています。
だからこそ細かな工夫の効果は絶大なのです。
 
 
最後に、POPの使い分けを意識するようになったら
もう一点気にして頂きたいことがあります。
それは POPに違和感を与えてあげるということです。
これは「本当に売上を立てたいなら」
非常に大きなポイントです。
例えて言えば、美しい字、美しいデザインの空間には、
少しシロウトくさいもの、手書きの崩れた字。
逆に、ゴミゴミとした空間には、美しいものを与えます。
 
このポイントは特におしゃれなお店さんの方には
受け入れ難いかもしれませんが、私の経験上、事実です。
美しい商品・空間に、ワープロ打ちの綺麗なPOPでは、
飛び抜けた効果は、私の経験上まず無理です。
なので「本当に売上を立てたいなら」といつも言います。
ぜひお店の中でのバランスを見ながら一部それを崩してみてください。
面白いことが起こるハズです。
 
 
よく私は字が下手なので書けません。私は絵が下手なので描けません。
という方がいますが...
逆です。
その下手さ加減がPOPには最適なんです。
あまりにも綺麗にまとまったPOPは、実は効果的には優れたものではありません。
実は私が筆書きのPOPを始めたのは字が下手だったから。
絵も笑えるほど下手です、本当に。
なので、もし自信のある商品をお持ちの方は、
一筆描いてみて下さい。
 
では明日の最終章では、「POPに書く言葉えらび」について
お話してみます。宜しければお付き合い下さい。