七夕は子供のころはよく飾り物をつくりました
いまでも子供たちが学校で作ってきます
七夕の詳しい由来はいろいろあるようですが
私なんかは単純に一年に一度.、おり姫とひこ星が天の川で再会する日
という認識で、なぜ短冊に願いごとを書いたりするのかも
よくわかっていません
愛し合っていた2人が一年間離れ離れにされて
たった一日だけ会うことを許されるというのも
なんとも、残酷な話だと思います
その日一日は会えた喜びと、また一年別れなければならない苦しみで
とても切ない気持ちになります
こんなことを書いていてちょっと思い出した話が・・
何年か前にテレビのドキュメント番組を見ました
題名は「泣きながら生きて」たしかこんな題名だったと思います
中国から家族を置いて単身日本に渡った一人の男性が
日本で苦しみながらも家族のために必死に働く姿を追い続けた
ドキュメンタリーでした
十数年の間、昼と夜のﾊﾞｲﾄ生活を続け、家族と会うこともできず
必死に故郷に仕送りを続けます
大学生に成長した娘がニューヨークの大学へ進むことが決まって
ニューヨークへ向かう飛行機の乗り換えのために日本に立ち寄ります
そこで何十年かぶりに親子が再会しました
ニューヨークへ向かう飛行機にのるため空港へ向かう電車の中で
言葉はなく、ただ涙を流す親子の姿
今でもその場面を思い出すと涙がこぼれます
幸いなことに今の私たちは
家族はいつも一緒でそれが当たり前の日常ですが
いろんな理由で
愛する人と離れ離れになっている人もたくさんいるのだと思います
せめて今日の七夕は
そんな人たちに幸せが訪れるようにと
願いたいと思います
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