今日は心に残った本の紹介です
邦題 「ほんとうに大切なこと」 ヤンゴールドスタイン著
母親を失い再婚した父親との確執から
こころに病を抱え自殺を試みる主人公の女性が
祖母との生活から再生していく物語
と簡単に書いてしまうほど、ストーリーは単純ではありません
祖母の時代背景などが深くかかわってきます
傷つき、生きる意欲を失った主人公がどのようにして生きる意味を見出していくのか
ぜひ一度読んで欲しい小説です
私には2人の子供がいます
子供たちに生きることの意味を教えることができるのだろうかと
自分自身に問いかけてみると
とても難しい気がします
些細なことで傷ついてしまうのが思春期であり
いじめや社会の歪みや、子供を取り巻く環境は悪くなる一方
子育てに不安を感じている人も多いと思います
この間の「魔法の料理」という曲やこの「ほんとうに大切なこと」など
生きていくうえで必要なものを教えてくれる
音楽や小説との出会いを大切にしたいですね
