深川江戸資料館小劇場

柳家さん喬独演会
さん喬の江戸八百八町 その六
柳家さん喬独演会。
さん喬師匠はなんと三題演りました。
それも手抜きなどなく大きな噺ばかり。
流石です師匠。
こうした噺を直に聞けることに感謝です。
時間がありましたら、この後ゆっくりじっくりと落語を聞いてみて下さい。
金明竹 柳家小次郎
骨董屋を舞台に、よたろうな丁稚が店頭での来客の応対に難航した。それを助けに出てきた主人の妻もうまく言伝を話すことができずに往生する様子を描く、いわゆる前座噺。
柳家小三治 金明竹
夢金 柳家さん喬
大雪の降る夜、とある舟宿の2階では金に汚いことで知られる船頭の熊五郎が「金くれえ」などと1階まで聞こえる大きな寝言を言いながら熟睡している。
その声を聞いて階下の主人夫婦が呆れていると、上等な服を着た若い女を連れた、人相の悪い見すぼらしい浪人風の男が客としてやってくる
コレもかなり面白い噺です。
武藤禎夫『定本 落語三百題』あらすじ
主人公の船頭の名を「熊蔵」、場面を大雪の降る夜とし、船の行先は深川で客の男が娘と出会った場所を花川戸の河岸と話す。末尾近くで娘の両親から払われる礼金は「百両」である。
三代目古今亭志ん朝『夢金』
福禄寿 柳家さん喬
深川万年町の福徳屋万右衛門、福田が本名ですが、福あり徳ありで福徳屋と呼ばれています。実子が十三人、養子が五人いますが、店を継いだ惣領の禄太郎は派手なことが好きな道楽者で、大きな事業に手を出したり、人の口車に乗せられて大金を騙し取られたりして店を身代限り、倒産させてしまいました。
それに引き換え分家した次男の福次郎は遊びもせずに地道な商売一筋で、店を繁盛させ、両親を本家から迎えて親孝行を尽くしています。
禄太郎は何度も福次郎から金を借りては散財したり、事業に失敗したりを繰り返しているのですが。
柳家さん喬 福禄寿
三遊亭円朝が北海道へ行った時に地元の人に聞いた話をもとに、明治二十二年に創作した落語です。速記本
『福禄寿』という言葉は、ここでは七福神の福禄寿ではなく、幸せ・幸福の”福”、食物や豊富なお金を表す”禄”、健康で長生きする”寿”の三つの幸せを言います。
昭和54年(1979年)8月の円朝祭で圓生がネタ下ろし口演を行いました。
その翌月の9月3日、79歳の誕生日に後援会の集いで『桜鯛』を演じたあと心筋梗塞で亡くなり、圓生が最後にネタ下ろしをした噺として知られます。
ネタ下ろし直後に死亡したこともあって直伝の弟子はおらず、圓生以降は演じ手がいませんでしたが、小さん門下の柳家さん喬小三治門下の柳家三三、上方では桂文我が演じています。
柳家さん喬は米朝師匠以来落語界史上2人目の文化功労者
そして落語協会の会長
柳家さん喬 雪の瀬川
さん喬師匠の「雪の瀬川」。
この噺に出てくる若旦那、鶴次郎は他の落語でおなじみの放蕩息子とはちょっと性格が違います。
古河の商家で育った鶴次郎は遊びをせずに本ばかり読んでいるので、親父が心配して江戸に出し、幇間の崋山に託しました。
吉原の生け花の会で瀬川花魁と出会い、本気で惚れ合って、一緒になろうと約束をしました。
しかし、800両という金を使い込んでしまったため、勘当されてしまいます。
だが、瀬川は鶴次郎のことを思い続けているし、鶴次郎も「会いたい」と「忘れよう」の間で葛藤します。
吾妻橋で身投げしようかと迷う鶴次郎。
その鶴次郎を見つけ出した忠蔵が偉い。
鶴次郎の実家、古河の本家に奉公していた忠蔵は女中のお勝と恋仲になり駆け落ちをします。
旦那をしくじってしまったその負い目だけではないと思いますが、鶴次郎を自分の住む長屋の大家の了解をもらい、居候させます。

べらぼうファンにはお馴染みの松葉屋の瀬川です。
べらぼうの時代の瀬川ではないですが、なかなか素敵な花魁です。
この話、私も初めて聞きました。
やはり落語は生で聞かないとですね。
勉強になります。
柳家さん喬師匠、高齢ですがのりにのっています。
もう令和の名人でしょう。
仲の良い柳家権太楼師匠も病後ですが頑張って欲しいものです。
落語会の後は、歩いて門前仲町まで行きました。
イタリア食堂 Ricco 21
前回は残念だったので、今回はまた別のイタリアンに行きます。
細長い店内。段差が2カ所あります。
これが実は!
席は狭いですね。でも前回のお店よりはテーブルは大きいです。
ラモーロ ピノグリ オレンジスパークリング グラス 850円(935円)
ここはワインの量も普通です。

お通しのポップオーバーもめちゃくちゃ美味しい。ふわっふわです。
卵をふんだんに使った生地を高温で焼き上げたデニッシュ
お代わり自由ってなんて素敵なんでしょう。
イタリアのお惣菜盛り合わせ 5種 1,529円×2
前菜の盛り合わせがおすすめです。
好きな前菜を5個選べて、とっても綺麗に盛り合わせてくれます。

ウニとジャガイモのムース
エビとブロッコリーのビスク
季節のフリッタータ
トマトだらけのブルスケッタ
メカジキスモーク
この5点を選びました。チョイスはまだいっぱい出来ます。

モントグラス シャルドネ デキャンタ 1,930円(2,123円)
そしてカラフェでワインを注文しました。
馬場農園野菜のバーニャカウダ 1,309円
農園野菜のバーニャカウダも秀逸。
野菜そのものが美味しい。
ソースが抜群に美味しくてワインが進みます。
レ プティット サルディーヌ デキャンタ 2,050円(2,255円)
そしてまたカラフェ。
ワタリガニのトマトソース 2,178円
パスタも量も多いです。
でも味は普通ですね。ちょっと濃厚さが少ない。
小ヤリイカとほうれん草のアンチョビペペロンチーノ 1,738円
こちらも量は多いです。二人で充分食べられます。
味はこちらも至って普通ですね。
食べていませんがむしろピザが美味しそうでした。
最後の方でお隣の夫婦と少し会話をして、この辺のお店の情報交換をしました。
会計は前回のお店の半額です。
そして帰る間際、足を引っかけて段差で倒れてしまいました。
・・・・。
恥ずかしかったです。(笑)
お店は地下鉄の出口から2分。バス停の目の前でとても便利な場所にありました。
ご馳走様です。再訪は勿論ありですね。