昔、ミクシィにのっけてた「政治的取引」にまつわる日記の完全版でつ。
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■2008/07/08 (火) の雫姫:
大戸屋で順番待ちしてた時の、隣の大学生の会話。
便宜上彼は1号と2号。
1号:「大戸屋ってごはんの大盛り無料らしいぜ」
2号:「マジで?!極盛りって言ったらすげ~の出てくるかな」
1号:「出てきたらすげ~な。
あのさ、牛丼屋でつゆだくってあるじゃん。この間、俺の友達が吉牛の新宿西口店でさぁ、牛丼「ゴリだくで」って頼んだら、丼ぎりぎりぐらいのつゆだくで出てきたらしいよ」
2号:「マジで?!それってお茶漬けでいうところのお茶大目ってやつだな」
雫の心の声:
Σ(゚д゚;)
・・・いや、君が突っ込むべきは 「ゴリって何だ?!」ってことだろう!
つゆっていう主語がなくなっているよ!
1号:「そう、まさしくお茶大目なカンジだよ。
っていうか、これで新宿西口店では「ゴリだく」ってオーダーが通るってことだよ☆」
2号:「そうだな。新宿西口店の店員には「ゴリだく」が理解されたってことだよな。」
・・・ゴリって、雫が知らないだけで、実はメジャーな言葉?
っていうか新宿西口店を強調しすぎ(笑)
そして1号と2号の会話は続く。
1号:「昨日さ、俺バーミヤンで坦々麺とオーギョチー食べたんだけどさ」
2号:「マジで?!俺も昨日バーミヤンで坦々麺とオーギョチー食べたよ。」
1号:「マジで?!俺らシンクロ率高けぇ。っつーか、バーミヤン行ったらやっぱ坦々麺とオーギョチーだよな。
2号:「だよな。」
1号:「それでさ、オーギョーチーってふつうレモンはいってんじゃん。それがさ、昨日は無かったらしくてグレープフルーツでいいですか?って聞かれたんだよ。」
2号:「それはないな。」
1号:「そうだろ。中華料理の脂っこさをレモンのさっぱりさが打ち消すっていうレモンの酸味があってこそのオーギョーチーなのに、グレープフルーツじゃ酸味どころか、旨みが前面に出て来て、全然さっぱりしないんだよ」
2号:「グレープフルーツは旨み成分が前面に出てくるのか。」
1号:「そうだよ。旨み成分が前面にでてくるようじゃ中華料理の締めとして失格だろう。中華料理が台無しになった気分だよ。」
2号:「いや、オーギョーチーは台湾だろ。」
1号:「そ、それは、中国と台湾の政治的なとりひきがあったんだよ。ほら、政治的なアレだよ。アレ。」
2号:「アレか。」
雫の心の声:アレってなんだ~!っ
1号:「まぁ、そんなわけで俺、レモンにしてくれっていったら15分後にレモン入りのオーギョーチーが出てきたよ。」
2号:「店員が買いにいったんだな。きっと。」
1号:「買いに行ったな。」
2号:「店員にレモン買いにいかせるなんて、お前、男らしいな。」
1号:「まあな☆」
そして、まだまだ続く1号と2号の会話
1号:「それにしても大戸屋はサラリーマン多いな。」
2号:「多いな。」
1号:「でもさ、サイゼリアにはあんまりいないよな、サラリーマン。」
2号:「いないな。」
1号:「でもさ、同じファミレスでもジョナサンにはいるよな。」
2号:「いるな。」
1号:「サイゼリアとジョナサンの壁ってなんだろうな。」
2号:「俺らにはわからない何かがあるんだよ。」
1号:「だよな。俺さ~、サイゼリアに行かないようなサラリーマンになれっかな?」
2号:「・・・サイゼリア、私服で行けば大丈夫じゃね?」
1号:「そっか、私服なら大丈夫だな。」
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・・・この日以来、政治的取引というと
オーギョーチーを思い浮かべてしまう雫でした。
そして、この日記を書いてから約1年半。
1号と2号がサラリーマンになったかとても気になりまつ。