私にも同じ後悔があります。
私の子ども時代も同じ環境で番犬として飼う家庭がほとんどでした。
父は犬が好きで特に柴犬のトチ(栃駒)くんを可愛がっていました。
当時は鎖で繋いで小さな犬小屋がある飼い犬がほとんどだったと思いますが
父は屋根付きの四畳半ほどの犬小屋を作って
中に寝床の部屋と自由に歩けるように鎖は外していましたから
今思えば当時としては恵まれた環境だったと思います。
それでも家の中で暮らす猫に比べると可哀想と幼い私は思っていました。
でも何となく犬の飼い方はそうなんだと思い込んでもいて
家の中で飼うという発想はありませんでした。
トチくんは私が自宅を離れて他県で学びの為に旅立つ朝に
玄関で老衰で亡くなりました。
姉は嫁ぎ先で室内犬で飼っていたプードルのヤヤちゃんを二十歳になる前日に老衰でなくしましたが
認知症になってからリビングにベビーベッドのサークルに入れてお世話していました。
耳が聞こえず目も見えなくなって
よくクルクル回って歩いていたヤヤちゃんでしたが
家族の声が聞こえて撫でてもらえる居場所は最期まで幸せだったと思います。
動物たちの一生は寄り添う人間次第ですが
愛情はあっても
人間に動物に寄り添う為の知識や気づきがなければ
充分な想いは伝えてあげられなかったと後悔します。
動物愛護の心は
伝えて知識を共有する事が大切と思います。
日本が
人の命と同じように
動物の命を大切に思う人と
好きになれなくとも
優しく無視できる人の
国になって欲しいと願っています。
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