昭和の良き時代の事だから?
この仕事でしか収入が無かったから?
道楽で養豚場を経営してたのでは?
どうせ半年過ぎれば
殺される事を承知で売って
収入を得て居るなら?
殺すことに変わり無いのでは?
他の養豚業者とドコが違うと言うの?
同じ短い命で人の優しい手を知らず
兄弟や仲間との触れ合いも無くて孤独に育ち
そのまま命が消える?
その命は何の為に生まれて消えた?
人間の食料になる為だけに
この世に生まれたの?
少なくともこのおっちゃんに
育てられた子豚は
この世に生まれて一瞬でも
居場所があって優しい手に
半年間甘えられた。
それだけでも私は嬉しく思いました。
この命はモノでは無いよね?
ちゃんと愛された子ですね?
生きて愛されて命が輝いてた
おっちゃんの所で生を受けた
子豚さんですね?
その後は語るのも辛いけど
ちゃんと生きた命ですね?











