攻殻SATの方で笑い男こと,
あおいクンが影響を受けたと思われる本(ライ麦)です。
で,あの,ロッカーに書かれていた(笑い男のマークにも),
I thought what I’d do was,I pretend I was one of those deaf-mutes. (or should I?)
「僕は耳と目を閉じ,口をつぐんだ人間になろうと考えた。(が,ならざるべきか?)」
って,
多分トグサさんが作中で読んでいたであろうライ麦(白水社・野崎孝さん訳)中から探しましたが,
そうゆう訳は無かったので,多分ココのことではと。
「僕はオシでつんぼの人間の振りをしようと考えたんだ。」(25章 308P)
あと,ナインストーリーズの方には,
「笑い男」だの「バナナフィシュにうってつけの日」(密林航路にうってつけの日)だの,
「ここから取ったのね~。」と,笑えます。
ライ麦の方は,ミットと赤い金魚の辺りがクスリと・・・。
読めばコアな攻殻を楽しめる?
しかし,原作をけなすわけではないのですが,
私にはどうしても,ライ麦の主人公のホールデン,
「こどもっぽすぎて,まだまだだね。」と思う部分が・・・。
「ひねくれまくってるなぁ~。」と言うか。
「汚れていない・・・。」のかな?
そして,大人になるにしたがって汚れていくと・・・。苦笑
「大人ってきたなぁ~ぃ。」ですから。(笑)
かく言う私も汚い大人か・・・・・ バタリ。
~左手のミットに書かれていたコトバ~
You know what I'd like to be a?
I mean if I had my god dun choice,
I'd just be the Catcher in the rye and all.
「私がaをしたいことを,貴方は知っていますか?
私に神のような選択権があるならば,
まさしく,全ては「ライ麦畑で捕まえて」にあるでしょう。」
(↑ヘナチョコ訳。滝汗)