
今週の金曜日で2018年の8月も終了です。。。
毎年、ではありますが…やっぱり、色々やり残した感が否めませんね。
もっとやる気を出せばあんなことが、下手に昼寝なんかしなければこんなことが。
終わってから悔やむ繰り返しで、それでいて次も同じく。
まあ、覆水盆に返らず、で終わったことは振り返りますまい。
ひたすら前に進みましょう。
さて、前置きが長くなりましたが…。
今年の夏も恒例、の湘南方面巡回時、矢張り惹かれた光景の一つは大海原。
泳いだり、釣りをしたり、そういった直接的な手段に訴えずとも、
眺めるだけで海という輩は人の心を癒してくれます。
一方でそんな海を汚すもの、荒らすものも、悲しきや後を絶たず。
大方がそれは人間自身が原因、天に唾した報いは脅威となって返ってきます。
そんな脅威の一環の中より、魅力的なモンスターの一体をご紹介致しましょう。
油 獣
ペ ス タ ー
身長:50m/体重:2万5000t
出身地:中近東海底
「ウルトラマン」第13話「オイルSOS」登場
海底油田開発により住処を追われたヒトデが汚染物質の赤潮の中で変異・成長。
巨大な体躯と怪力を伴って出現したのがペスターだ。
気の向くままに海原を徘徊してオイルを愛食
その摂取量は最大時、 一日に一兆円以上の損害をも超えるに至る。
そして行く先を阻まれることを何よりも嫌い、口腔から高熱火焔を放射。
更にその移動時には狐火のような青い燐光を放ち、触れる者を蒸発させる。
当初は元の住処たる中近東にて油田やタンカーを襲撃、食欲を満たしていたが、科学特捜隊中近東支部との激戦の末に逃走。
紆余曲折を経て東京湾から出現、その生活圏をシフトさせる。
だが、隠密的に食欲を満たしていたつもりが、調子に乗ってタンクローリーを襲った際に酔漢に現場を見られ、存在が発覚。
ドラム缶の罠を仕掛けた科特隊との交戦へと発展するが、イデ隊員のミスで仕留めそこなったペスターは遂にコンビナートへと上陸、火炎放射で暴れまわる。
しかしその火の海の中であろうことか自分自身がダメージを受け、ビートルのロケット弾を受けて転倒。
コンビナートの消火の為にハヤタ隊員がウルトラマンに変身すると、悪あがきして火焔を浴びせるが、直後に報復のスペシウム光線を受けて爆死。
引き続きのウルトラマンのウルトラ水流で大火災は治まり、一件落着と相成る。
バンダイHGウルトラマン19~怪しい隣人編にラインナップ
そのネーミング「PESTAR」をして「Petroleum(石油)Starfish(ヒトデ)」の略称という洒落た演出と、二匹のヒトデを翼に見立てた吸血蝙蝠、という大胆かつ格好いい造形のペスターは、「血の代わりに石油を奪う吸血鬼」との発想から故・成田亨先生がデザインされたモンスター。
着ぐるみは故・荒垣輝雄氏と清野幸弘氏の2アクターがタッグで操演する、という斬新なものとなり、その意匠は後の「ジャンボーグA」におけるフリーザーキラー、宣弘社製作の「シルバー仮面」登場のゴルゴン星人、東映製作の「キカイダー01」での悪魔の子ザダムなどにも受け継がれます。
尤も怪獣としてのパワフルさでは、元々がウルトラマンの登場することのない「ウルトラQ」でのお蔵入りシナリオをサルベージ、リファインさせた内容というのも手伝って最期は早々の退場の上にあっけなく、電脳時代の今ではほぼネタキャラ化していますが、フィギュアの再現性は極めて高く、プレミアも目下高騰中。
現在、GETするのはトレーディングショップなどでも至って難しくなっています。
それでは待望のコラージュコーナー、行ってみましょう♪
竹芝ふ頭に油獣出現!
江ノ島にも
石油を求めて、山間にも
井の頭公園にも…え?
「あン?俺だって散歩位してぇんだよ、普通に大通り闊歩して何が悪いんだよ?」
さいですか。
「夜の街っていいよな!口笛吹きながら歩いたら、往年の日活スターだぜ!」
あんたはペトロリウムスターでしょうが。
おい……!
時には関東甲信越・小さな旅、風に(^^ゞ
油獣のフレンズってどんなのだろうね?
シメは本来の居場所、油田を舞台に大暴れ!
さてと、残り少ない2018年の8月…無理せず慌てず頑張ろう!













