
既に、残り1時間とわずかではありますが……。
2018年7月16日の本日は、旗日で海の日
皆さん、この場をお借りしまして…暑中お見舞い申し上げます<m(__)m>
お陰様で事故の傷跡も、全く生活に支障をもたらすことのないまでに至り、明日からのミッション再開は否が応でも赴く所存。
ただ、本日マシンを正式に買い替えたものの、各種手続きを経なければならないため、到着は明後日の夕刻。
明日はかなり早い時刻に起床し、徒歩で出社する所存にあります。
そんなこんなで、また間を空けてしまうであろう明日からの更新。
折角ですので、海の日にちなんだ懐かしの一曲でも取り上げさせて頂きましょう。

決して初の再放送ではなく、当局での特撮枠が円谷系オンリーになされ、時間枠の移動がなされる以前から、幾度もリピートされていますが、以前編集したディスクがビデオテープへの録画・編集の再集録という事であまりにも画質や音声が悪く、直にHDDからDVD-RW、若しくはBD-RWに焼き落とせるチャンスがこの度来訪した、というわけです。
但し今回は、以前のような曜日違いの再放送枠が撤回されてしまい、一回単位のエピソードも一本ずつなので、油断すると特別番組でつぶれたり、時間変更がなされたりする危険性も…まあ、「マイティジャック」が現在、複数エピソードで再々放送されているので、それに続いてくれるとは思いますが油断はできません。
そんなファイヤーマン、ですが、視聴率不振による放送時間枠移動や挙句の果ての打ち切り、と本放送当時は散々だったものの、巨大ヒーローものよりも寧ろ等身大変身ヒーローの軽快なアクションがもてはやされていたブームの中で、敢えて最後まで第一期ウルトラシリーズへの原点回帰へ専念。
そうしたスタンスの中、音楽面は無論、主題歌・挿入歌における完成度の高さのチェイスも積極的。
特に日本コロムビア社が1980年代終盤にオムニバス復刻を果たした「SFX GRAFFITI~円谷作品グラフィティ・スーパーヒーロー編」にも漏れなく収録されたこんな一本が、主任に大きなカルチャーショックを与えてくれました。

作詞には以前にもご紹介に上がった「他人の関係」などムード歌謡も多く手掛けられた有馬三恵子先生、作曲及び編曲には矢張りTVアニメ「デビルマン」などで剛腕を発揮された項を幾度か触れさせていただいている故・三沢郷先生が参戦され、ボーカルを伝説のアニメシンガー子門真人氏が熱く執られた
「はるかな青い地底に」
1万1500年前に発生した天変地異で地上から遥か地底深くへと移住を余儀なくされた主人公・岬大介ことアバン人・ミサキー=ファイヤーマンの、彼らに代わって地表の覇者となった現人類とのふれあいの中で、時に生じた小さな確執や誤解、対しての友情や仲間意識を経ての、故郷を思う複雑な心境を青く、そして深く広がり続く海へと馳せて淋しさを紛らすバラード。
とんとんと緩やかに、そして優しく流れるマイナーコードの伴奏に合わせ、子門氏独特の哀感溢れるテノールがどこか懐かしく、ほんのり胸のこみ上げる、少し大人向けの名曲に仕上がっています。
地底出身のファイヤーマンなのになぜ海?との疑問を抱かれる方も数多かと思われますが、劇中においてファイヤーマンは、街中や山奥、果ては宇宙空間や異空間よりも圧倒的に海を舞台に戦う展開が多く、また大介自身がアバン大陸のエージェントとして派遣されて初めて大地を踏みしめた時、生まれてこの方見たことのない海を目の当たりにして深い感銘を覚えた、との設がマニア間で囁かれてもいます。
そうしたシチュエーションから慮るとすれば、こうした少し対象年齢を高めに据えた一曲がラインナップにあっても決しておかしくはありません。
唯一残念なのは、こんなにいいナンバーなのにインストゥルメンタルはともかく、歌曲そのものは劇中で使用されずに終わってしまったことでしょうか。

何はなくとも、HDリマスターで
この度我々マニアの元へ帰ってきてくれたファイヤーマン。
出来うる限りはレギュラー放送時のエピソードを視聴、編集する形で、久々の彼の雄姿と活躍を堪能していきたく思っている次第の主任です(*^-^*)
そして、海の日は既に残りわずかではありますが、この夏は主任、泳いだり水遊びをしたり、ではないものの、海に面した場所への訪問を数々予定しています。
その際には是非この一曲、脳内再生しながら、思いをはせたいものです♪