燃えるマグマの

いや、失敬…

現在、寝床のうつ伏せ状態でタイピングしています(>_<)

　通院後の帰り道で不調きたして、帰りついてはそのまま毛布にもぐりこみ、ほぼ半日、明るい内だと言うのにマグロになっていました。。。

　でも、モチベと気力のある内は、頑張らなくちゃ。

　2015年の6月も、早や残りわずか。

　通念に倣う形であれば、いよいよ猛暑を携えての7月がスタートいたします。

　そして、夏と言えば真っ先に海を思い浮かべる方々も少なくないはず。

　その青く広がる海を主な舞台、真夏の灼熱の太陽の如く燃えたぎりながら、数々の悪と戦い続けたとあるヒーロー。

　今回は「彼」に触れつつ、来たる夏への期待をはせていきましょう。

ファイヤーマン

1973年1月7日～7月31日放送

キー局：日本テレビ系

製作：円谷プロダクション＆萬年社

　11500年前に小惑星アステロイドＢの地球衝突の影響で、遥か地底深くへと埋没しながら、マグマエネルギーによる無公害社会を築き上げたアバン大陸。

　そのアバンの人々が現代の地球に迫る危機をいち早く察知、地上へと遣わした正義の戦士こそが勇者ミサキー→ファイヤーマンである。

　普段は海洋開発センターを母体にした、戦闘をも兼ねる科学者集団SAFのメンバー・岬大介として日々のパトロール、及び環境向上の研究に励んでいるが、ひとたび猛威を成す異変や悪しき力が現れるや、「ファイヤー！」のコマンドボイスと共にファイヤースティックを発動。

　地底のマグマエネルギーを招来して、巨大な超人の姿へと変身する。

　身長：50ｍ/体重：48000ｔ

　真っ赤で巨大な両目が特徴で、体温は1000度。

　マッハ6の速さで宇宙空間の飛行をも可能とし、両手に集中膨張させたマグマエネルギーを放ち敵の肉体を破壊するファイヤーフラッシュや、高圧電流をぶつけるファイヤースパークなど数々の必殺技を持ち、第18話にて瀕死の重傷を負ったピンチをアバンの長老オーザの命を受けて復活後は自らが凄まじい炎の塊と化すファイヤーダッシュのような荒技も駆使するようになった。

　弱点は地底以外の場所では3分間しか戦えないこと。

　最終話では、現代の地球の科学では破壊不可能な、シャーク24号星より送り込まれた究極兵器「物体X」を携え、宇宙へと発って自爆。

　自らの命と引き換えに、故郷・地球の危機を救った。

セブンイレブン限定のバンダイHG-EX円谷ヒーロー列伝からのラインナップ

　「ウルトラマンタロウ」や「ジャンボーグＡ」と共に円谷プロ創立10周年作品として企画され、世に送り出された番組、もといヒーローがこのファイヤーマンなのですが、本放送時は初回の日曜夜18時半～19時、移転後の火曜19時～19時半共に、リアルと再放送の「サザエさん」に太刀打ちできず見事敗北の上、7か月で打ち切り。

　その後数年間、「シルバー仮面」や「変身忍者嵐」、「宇宙鉄人キョーダイン」などと同様に首都圏での再放送が長らくない不遇に見舞われていましたが、80年代中盤の頃のテレビ東京にて既述の「タロウ」「ジャンボーグ」に「ミラーマン」をも加えての夏休み特集における傑作選がマニアの再評価を勃発。

　ビデオソフトのリリースを経て、チャンネルNECOでの二回の再放送と、東京MX-TVにおける円谷劇場での同シチュエーションがなされ、ネット時代の現在では「早すぎた名作」として絶賛されています。

　ファイヤーマンに変身するミサキー＝岬大介を演じられていたのは、「秘密戦隊ゴレンジャー」の海城剛＝アカレンジャーや「特捜最前線」の吉野竜次刑事役でも著名的な誠直也氏。

　「ザ・カゲスター」の風村鈴子＆ベルスター役で知られる早川絵美氏と後々ゴールインされ、お孫さんのおられる現在でも精力的に舞台などでご活躍。

　戦隊シリーズにおける数々のイベントにもスケジュールの許される限り、オファーに応えられています。