悟りと聞いて、皆さんはどのような印象を持ちますか？
千日回峰行のような、厳しい修行を達成した者だけが得られる、特別な境地というイメージでしょうか？
確かに、悟りを得るためには厳しい修行が必要だと信じられています。
厳しい修行が必要と聞いただけで、心が重くなりませんか？
心が重くなるとしたら、その悟りとやらは、
何かがおかしいんです。
私は、このような悟りを「地(血)の時代の悟り」と呼んでいます。
血のにじむような修行の結果、ごくわずかな人だけが得られる悟りだからです。
これでは、ほとんどの人が救われません。
努力 試練 苦労 先憂後楽 忍耐 屈辱
これらの言葉の共通点は「苦しみ」であり、
血の時代の考え方です。
苦しみを美化してきたのが「血の時代」
「苦しみが大きければ大きいほど、幸せという対価も大きくなる」
このような血の思想を信じてしまうと
幸せになるのを邪魔してしまいます。
重い病気になるのは、血の時代の考え方が一つの大きな原因となっています。
そこで、ここからは「風の時代の悟り」についてお伝えしていきます。
「21世紀の悟り」と言っても良いかもしれません。
「風の時代の悟り」は厳しい修行を必要とせず、誰もが簡単に悟れるものです。
そしてここが一番大切なのですが、風の時代の悟りを開くことで、
難病を治し、幸せになることができます。
では、ここから内容を見ていきたいと思います。
1. 風の悟りとは
風の時代の悟りは、英語の「Enlightenment 」を指しています。
Enは、内側の意味
Lightenは、重い心を軽くする、光を照らす意味
Mentは、状態(の結果)を表しています。
「心の内側が光で照らされ、心が軽くなっている状態」という意味です。
「光」とは、真実を見抜く智慧の光を指しています。
智慧の光に照らされると心が軽くなります。
「心が軽くなる」とは、心配事や怖れの無い、
安心している心の状態を指しています。
人間ですので、時には、怒り苦しみ悲しみ不安の気持ちになることもあります。
でも、心が智慧の光に照らされていれば、比較的短時間で心を軌道修正することができます。
智慧とは、真実である宇宙の法則のことです。
この宇宙の智慧を信じることが「悟り」になります。
「風の時代の悟り」とは、
以下の宇宙の智慧を信じることです。
私達は宇宙意識であり
宇宙意識は私達である
この一文には、心を軽くする智慧の光がぎっしりつまっています。
ここから更に内容を掘り下げていきたいと思います。
2. 心の働きがあらゆるものを生み出す
宇宙意識とは、
「宇宙の源(ソース)」の心の働きのことです。
「宇宙の源」は、大日如来、ヤハウェ、アメノミナカヌシ、アッラーとも呼ばれています。
「宇宙の源」は、心を持つ意識体(宇宙意識)であり、様々な心の働きが様々な振動を作り出します。
昔の人は振動のことを、「音」、「響き」と表現しました。
振動が発生すると
波動を生み出すとともに、音が出ます。
癌は、癌特有の波動(音)を出しています。
色々な悪い音を観て、良い音に修正していく仏様を観音様と呼びます。
音には宇宙意識の心が宿っています。
それを漢字で表したのが、音＋心「意」です。
目に見えない世界にも音は存在します。
それを漢字で表したのが、「闇」です。
門(ピンポイントに意識を集中する意味) ＋音
振動を現代風に表現すると、
「素粒子の動き」と言えます。
素粒子は、波のように動く波動性の特徴があります。
宇宙の源の心の働き(宇宙意識)が、素粒子を通して様々な波動を生み出すことにより、
あらゆるものを創造しています。
素粒子には不思議な性質があることが、
二重スリット実験によって明らかになっています。
波のように動く性質(波動性)を持つ素粒子が、
その動きを観察された途端に、波動ではなく粒(物質)としての動きに変化したのです。
まるで素粒子が誰かに見られていると感じて、
振る舞いを変えたかのような実験結果が得られたのです。
これは、「意識に力がある」ことを示した結果だと、私は考えています。
繰り返しますが、宇宙の意識によって
あらゆるものが創造されています。
そのことを知っていれば、実験者の意識を素粒子に向けた時に性質を変えるのは、
不思議ではないと思います。
意識によって、波動(非物質)から粒(物質)に変わり、また粒から波動に変わる
これを表したのが般若心経の
色即是空 空即是色です。
色は物質世界、空は非物質世界のことです。
3. この世はイリュージョン
目に見えるあらゆるものは、実は、素粒子からできた波動エネルギー体
私達も波動エネルギー体です。
そして、私達が顕在意識で認識しているこの世界はエネルギーでできていて、
実体は無いということです。
「実体が無い」と聞くと、何だか虚しく聞こえるかもしれません。
「実体が無い」とは、宇宙に不変の絶対的な存在は無いということです。
もしも絶対的な存在があるとしたら、それを変えることはできません。
でも、あらゆるものに「実体が無い」のですから、自分の波動を変えることによって、
今の状況を自分の好きなように変えることが可能になるのです。
過去は関係ありません。
たとえ、今の状況が最悪であっても関係ありません。
ステージ４や余命宣告されていても関係ありません。
年齢も運命も関係ありません。
所詮、この世はイリュージョン
今の自分の波動を変えるだけで、今からいくらでも人生を変えられますし、
病気も治せるのです。
これが創造です。
4. 私達と宇宙意識は同体
私達は宇宙意識から生まれた波動エネルギー体ですが、
宇宙意識と私達は別個の存在ではありません。
私達は宇宙意識であり
宇宙意識は私達である
私達は、宇宙意識と同じ心を持つ意識体(波動エネルギー体)であり、宇宙意識そのものです。
宇宙意識を神様と呼ぶのであれば、私達も神様ということになります。
神社に鏡が置かれているのは、「あなた自身も神様ですよ」という意味もあります。
ですので、自分は心の醜い人間だ、生きる価値の無い人間だと自分を責めることは、
宇宙の源(宇宙意識、神様)を責めることにもなります。
自己を責める(自己卑下)が、重い病気になる一番の原因です。
私達自体が宇宙意識ですので、一人一人が
かけがえのない尊い存在です。
繰り返しになりますが
心の働き(意識)があらゆるものを創造します。
心の働きとは、感情エネルギーのことです。
「私達は宇宙意識と同じ心を持つ意識体」ということは、宇宙意識は私達と同じくネガティブな感情エネルギーも持っているということです。
ですので、気持ちがネガティブになっても、イライラしても、怒ってしまっても自分を責める必要はありません。
なぜなら、それらの感情エネルギーも宇宙意識に含まれているからです。
それから、
宇宙意識には煩悩エネルギーも存在しています。
煩悩エネルギーがあるからこそ、宇宙は拡大していますし、あらゆるものを創造することができます。
ちなみに、お釈迦様は煩悩を否定していません。
お釈迦様が悟りを開くため、危険な断食で餓死寸前だった時、スジャータが差し出した乳粥を食べて命を救われました。
生きたいというお釈迦様の煩悩が命を救ったのです。
その時に放った言葉が
「難行苦行は悟りとは関係ない。無駄である」
でした。
その後、お釈迦様は「煩悩は悪」という執着を捨て、悟りを開くことになります。
「お釈迦様は煩悩を否定している」という考えは、誤解された仏教の教えです。
宇宙は、愛と光だけでできている訳ではなく、あらゆる感情エネルギーが存在しています。
ただし、宇宙意識はニュートラルですので、罰を与えることもありません。
宇宙には、あらゆる感情エネルギーが存在しているということだけです。
そして、特定の感情エネルギーを選択しながら生きているのが私達です。
選択する感情エネルギーに対応した世界を私達が創造しています。
5. 私達は愛の波動エネルギー体
感情エネルギーの中で最も波動の高いエネルギーは、「愛の波動エネルギー」です。
宇宙意識の愛の心の働きによって、あらゆる生命が生み出されています。
正確には、あらゆる感情エネルギーを愛で包み込む「慈悲エネルギー」ですが、ここでは愛エネルギーと呼ぶことにします。
愛エネルギーから生まれた私達は、
「愛の波動エネルギー体」とも言えます。
私達は、あらゆるものを生み出す愛の波動エネルギー体だからこそ、創造していく力を持っています。
愛の波動エネルギーには、怖れ、心配、病気などは存在しません。
それなのに、なぜ、重い病気になってしまうのかと言うと、ネガティブな宇宙エネルギーを多く選択してしまっているからです。
人間社会には色々な人種がいますので、心優しい人ほど、ネガティブな影響を受けてしまいます。
ネガティブとは何かと言うと、心が重くなる感情のことです。
具体的には、
怖れ、不安、心配、自己卑下(自分責め、自己否定)などを指しています。
怒りは、ネガティブからポジティブに変換するために必要なエネルギーですので、悪い感情ではありません。
ただし、怒りエネルギーは自己卑下エネルギーと混ざり合うと、憎しみや妬みエネルギーを生み出してしまうので、気をつける必要があります。
憎しみや妬みエネルギーは自分の体を攻撃し、病気になってしまいます。
ですので、自己否定したり、自分の価値を下げる考えや行為には、特に注意する必要があります。
ネガティブなエネルギーは、愛エネルギーの流れを遮断してしまいます。
そうすると、自分の感情エネルギーが宇宙にあるネガティブエネルギーと共鳴し始め、
ネガティブな世界を創造してしまいます。
私達は創造神なので、感情エネルギーの使い方に気をつける必要があります。
幸せも不幸も、創造神である私達が創り出しています。
運勢、家系などは関係ありません。
6. ワンネスと一人一宇宙
私達を含めた宇宙意識は全て繋がっています。
ワンネスとも呼ばれています。
繋がっているからこそ、宇宙に散らばっているあらゆる食材(宇宙エネルギー)を自分の波動で引き寄せて、思い描いている料理(願っていること)を作る(創造する)ことができます。
話はそれますが、以心伝心や遠隔ヒーリングが可能なのも、あるいは神社の神様に願いが届くのも、全てが繋がっているからです。
ただ、ワンネスの考えだけだと片手落ちになってしまいます。
一つの宇宙をみんなで共有していると勘違いしてしまうからです。
この考えだと、限りある資源をみんなで共有していると思ってしまい、「枯渇してしまう」という怖れを自分の潜在意識にインプットしてしまう可能性があります。
怖れはネガティブエネルギーですので、
いくら引き寄せの法則を実践しても、うまくいかなくなってしまいます。
ここで大事になってくるのが
「一人一宇宙」という智慧です。
私達は全て繋がっていますが、それぞれが自分だけの宇宙に生きています。
人によって見えている世界は違います。
人によって住んでいる世界も違います。
何故なら、私達はエネルギー(イリュージョン)の世界に生きているからです。
全ての人が共通に見える絶対的な存在など何一つありません。
一人一宇宙
何故なら、私達自身が宇宙意識であり、
宇宙そのものだからです。
一人一宇宙だからこそ、自分が変わることで周りも変わります。
一人一宇宙だからこそ、他人と比較して自分を責めるのは無意味と言えます。
一人一宇宙だからこそ、誰もが無限の豊かさを手にすることができます。
お金も波動エネルギーです。
お金が枯渇することはありませんし、競争で奪い合うものでもありません。
一人一宇宙だからこそ、自分の宇宙外の人(他人、医師)が言った余命宣告を信じる必要はないのです。
何故なら、私達は自分の意識によって、健康体を創造できる創造神だからです。
宇宙意識であり創造神である私がエネルギーを操り、
一人一宇宙に「私だけの美しい花」をいっぱい咲かせていこう
これが、風の時代の悟りに込められている想いです。
ここまで読んでくださったあなたは、今、「風の時代の悟り」を開きました。
あとは、悟りを活かして幸せになるだけです。
病気も治せるはずです。
覚醒の時を迎えたあなたが、
あなただけの美しい花を宇宙いっぱいに咲かせていく日を楽しみにしています🌈
いつもいつもありがとうございます✨
Sealed with LOVE ❤️