今回も、癌などの病気に苦しんでいる方向けの話になります。





もう一度、密教で難病が治るメカニズムをお伝えしたいと思います。






真言密教は、現世利益の教えです。






現世利益と言っても、私利私欲を満たす

お金儲けをするための教えではありません。





難行苦行をしなくても

生きていながら仏になれる





この「即身成仏」の教えこそが

真言密教が説く現世利益です。





また、難行苦行を必要としませんので、

誰でも簡単に実践できるのが

弘法大師の真言密教の教えです。





仏とは、宇宙意識(ソース)である大日如来のこと





即身とは、肉体のままで悟りを得ること





成仏とは、大日如来を信じて受け入れ、

一体化することです。





大日如来の波動と一体化すると、身体に本来備わっている修正力(治癒力)が上がり、末期癌などの難病が治っていきます。





即身成仏になる方法は、

三密加持を行うことです。





三密とは、身密、口密、意密のこと。





身密は、手に印を結び、座禅をすることです。

これは、体で大日如来の姿を表しています。





口密は、真言(マントラ)を唱えることです。





意密は、心に大日如来を思い浮かべ

一体化するイメージをすることです。




大日如来には姿がありませんので、

仏像を思い浮かべると良いと思います。




ちなみに、有名な奈良の大仏は、大日如来(毘盧舎那仏)です。




加持とは、如来の大悲(加)と、衆生の信心(持)のことです。「祈り」と考えると分かりやすいと思います。




三密加持することで、大日如来と一体化します。




弘法大師は、


六大無碍(むげ)にして常に瑜伽(ゆが)なり


三密加持すれば速疾に顕(あら)わる



と、「即身成仏義」で述べています。




六大は、宇宙を構成する地水火風空識のことで、大日如来の身体(法身)でもあります。




六大には、私達も含まれています。




無碍は、宇宙の構成要素は全て繋がっていて、それぞれに生命があり、心の働きがあるということです。




瑜伽は、宇宙真理(悟り)の世界のことです。





まとめると、一行目は、


宇宙のあらゆるものにはそれぞれ生命があり、心があり、それら全ての集合体はワンネスであり、宇宙意識であり、大日如来であると述べています。





二行目の、「三密加持」をする主体は行者だと考えられていますが、私は、大日如来と行者(衆生)の両方だと考えています。





大日如来は、我が子である衆生(私達)を信じて、私達のために三密加持を絶えず行っています。





私達もまた大日如来を信じて真言を唱えるとき、不思議な力が共鳴し合って悟りの世界が速やかに現れ、苦厄が取り除かれていくのです。




苦厄には、もちろん病気も含まれます。

悟りの世界に病気は存在しません。




ところで、「悟り」の字は、

りっしんべん+五+口から成り立っています。




りっしんべん=「心」=意密

五=五本指=印を結ぶ=身密

口=真言を唱える=口密




三密加持によって、悟る(即身成仏になる)ことが可能であることが分かります。





三密加持の効果を得るために

特別な修行は必要ではありません。




誰でも簡単に実践できます。



1. 手を合わせる(身密)

2. マントラを唱える(口密)

3. 大日如来の力を信じる(意密)



これだけです。




座禅や手を合わせるのは必須ではありません。




体調が悪い時は、座るのも手を合わせるのも辛いです。




そんな時は無理しなくて大丈夫です。




三密の中で一番難しいのが、3の意密です。




「大日如来の力(如来加持力)を信じる」とは、

大日如来に全てをお任せすれば、病は必ず治ると信じて安心する心の状態を指します。





病気が治らなかったらどうしようという不安や疑いが少しでもある限り、大日如来を信じているとは言えません。





大日如来にお任せすれば、癌は必ず治ると信じ切れるかがとても大切で、この気持ちを持つのが難しいように思います。





大日如来の力を本当に信じることができたとき、もしかしたら、治療法を見直したい気持ちになるかもしれません。





その手術は本当に必要でしょうか?





正常細胞を壊してしまう抗がん剤は

本当に必要でしょうか?





今一度、治療方法の選択について考え直してみると良いかもしれません。





もちろん、医学の進歩は素晴らしいです。

そのおかげで、寿命が飛躍的に伸びました。





ただ、お医者さんは人間という生命体を作り出すことが出来ないのも事実です。




ということは、医師が人間の身体(生命)を完璧に理解している訳では無いということです。





手術も抗がん剤治療も根本的な治療とは言えず、対処療法にすぎません。





人間が、他人の余命宣告するなんて

もってのほかだと私は思っています。





その人の寿命や、身体に生じた不具合を根本から修正する方法を知っているのは、生命体の生みの親だけです。





それが宇宙意識であり、大日如来です。





大日如来は、癌の直し方も当然に知っています。





それから、大日如来のご利益を受け取るために、

無理して真言宗の宗徒になる必要はありません。





真言密教は、あらゆる宗教を包み込む器の大きい教えです。






高野山の奥之院には、キリスト教の石碑も祀られています。





ですので、大日如来に抵抗があるなら

アメノミナカヌシ、ヤハウェ、ソースと呼んでも構いません。





いずれも呼び方が違うだけで

宇宙意識を指していることに変わりないからです。





大日如来真言は

「おん あびら うん けん」ですが、

「あびらうんけん」とは、地水火風空のことです。





このため、大日如来真言は

宇宙意識のマントラとも言えます。




「おん」は、南無と同じで

帰依するという意味です。




まとめると、

「おん あびら うん けん」は、

「私は宇宙の力を信じます」という意味のマントラということになります。




このマントラに、宗教は関係ないことがお分かり頂けるかと思います。


 



大日如来、あるいは宇宙意識の力を信じられる方は、寝る時にマントラを流し、時間のある時にマントラを唱えてみてください。




人によって時間の差はありますが、

これを続けていくことで、変化が現れてくると思います。





一人でも多くの方が救われ、

自分だけの幸せの花を、宇宙いっぱい咲かせる日が来るのを楽しみにしています🌈



いつもいつもありがとうございます✨

Sealed with LOVE ❤️