6月3日から始まった2014FIFAワールドカップサッカーブラジル大会アジア地区最終予選。

日本はオマーン、ヨルダンに圧倒的な力を見せ付け現在2連勝。

そして今日迎える第3戦の相手は、これまで何度も日本の前に立ちはだかったオーストラリア。

思えば6月12日のオーストラリア戦で思い出すのはあの苦い記憶しか残らなかった2006年ワールドカップドイツ大会初戦。

当時ジーコが率いていた日本と稀代の名将フース・ヒディンク率いるオーストラリアが対戦した2006年6月12日。

前半24分に中村俊輔のゴールで日本が先制するも、後半40分、44分の僅か4分で途中出場のティム・ケイヒルが立て続けにゴールを許し、アディショナルタイムに、これまた途中出場のジョン・アロイージのゴールでだめ押し。

ヒディンク・マジックとも称されるヒディンクの采配がことごとく当たり、日本はWC初戦で惨敗を喫した。

日本中が絶望感を味わったあの日。
思い出したくもないあの一戦。

あれからちょうど6年。

WC最終予選でまたしても立ちはだかるオーストラリア。

ただ日本は去年のアジアカップファイナルで延長まで持ち込まれたけど李忠成のダイレクトボレーでオーストラリアを沈めたし、6年前とさほど顔触れが変わってないオーストラリアに対し、北京五輪を戦った世代が中心となり、ヨーロッパで個を高め続け、更に成長を続けている選手たちが集う今の日本。

今の日本であればオーストラリアを圧倒できるはずだし、そう信じている。

選手たちには、アウェーとは言え、相手を圧倒して何もさせないつもりで戦って欲しい。


あの失意のドイツから6年。
今日の一戦は、結果と内容が重要な一戦であると同時に、6年の成長ぶりを改めて確認する試合でもある。

この一戦の模様は、19時よりNHK-BS1にて、ゲストに6年前の日本代表キャプテン宮本恒靖さんを迎えて、元日本代表コーチ山本昌邦さんの解説、松野靖彦アナウンサーの実況で、ブリスベンスタジアムから生中継されますのでお見逃しなく!


世界を青く!