2010 FIFA WORLD CUP SOUTH AFRICAもいよいよ昨日でグループステージが終わり、


今日から決勝トーナメントに突入。


ラウンド16の8試合は以下の様になりましたので、軽く紹介。



ウルグアイ×韓国


2勝1分、失点0でグループAうぇお首位通過したウルグアイと、2大会ぶりの決勝T進出を決めた韓国の対戦。


「史上最強世代」と謳われる韓国は、強固な守備陣を誇るウルグアイの守備網をこじ開けられるか!?


リーガファンとしてはウルグアイのエース、フォルランに大暴れして欲しい所だが・・・。



アメリカ×ガーナ


3戦目のアルジェリア戦、ロスタイム、ドノバンのゴールで勝利を掴み、ギリギリでグループリーグ突破を果たしたアメリカと、アフリカ勢唯一の勝ち残り、ガーナの対戦。


前回のドイツ大会ではグループステージで対戦している両国。


その試合では2-1でガーナがアメリカを下している。


アフリカ勢唯一の勝ち残りガーナ、何とか勝ち残りたい。


アメリカもコンフェデ準優勝国という事で簡単に負けてもらっては困る訳だが・・・。



ドイツ×イングランド


サッカーファン垂涎の大一番。


両国のガチンコ勝負は、イングランドで行われたEURO96のセミファイナル以来になるのかな?


当時はPK戦までにもつれ込む死闘をドイツが制した試合で。


イングランドにはガスコインやらシアラーやらシェリンガムらが、


ドイツにはクリンスマンやらへスラーやらメラーやらビアホフやらツィーゲらがいた訳ですが。


もちろん14年も経てばメンバーなんてガラリと変わっている訳で。


また死闘になりそうだな。


少なくとも90分では決着つかなそう。


【訂正】

ドイツ×イングランドの真剣勝負はEURO2000のグループステージ以来ですね。


シアラーの1点でイングランドがドイツを1-0で下しました。


申し訳ございません。



アルゼンチン×メキシコ


前回のドイツ大会でもラウンド16で対戦した両国。


その時は90分では決着着かず、延長前半開始8分のマキシのゴールでリードしたアルゼンチンが2-1で勝利した形。


今大会のアルゼンチンはとにかく、未だノーゴールながらメッシがキレキレでエースのイグアインも韓国戦のハットで調子は上がってるし、ポゼッションには秀でながらも得点力で劣るメキシコではアルゼンチンを沈めるのは厳しいかと。



オランダVSスロバキア


グループリEを3戦全勝で首位通過したオランダと、グループF最終戦で前回王者イタリアを下し決勝T進出を決めたスロバキアの対戦。


スロバキアのハイプレスは確かに脅威ではあるんだけど、90分間は絶対持たないはずなんで、オランダは冷静に試合を進めて後半にギアチェンジしてスロバキアのゴールを陥れるんじゃないですかね。


ロッベンもカメルーン戦で後半途中から出場したようで、オランダはようやく役者が揃ったかなと。



ブラジル×チリ


WCでの対戦は98年のフランス大会以来。


その時もラウンド16での対戦だった。


当時はサンパイオの2ゴールと、当時のセレソンの絶対エース、ロナウドの2ゴールでブラジルが、サモラーノ、サラスの「ZA-SAコンビ」を要するチリを4-1で一蹴した。


今大会の出場権を掛けた南米予選でもブラジルがアウェイで3-0、ホームで4-2と、チリを粉砕している。


ハイプレスとポゼッションが武器のチリだが、今大会屈指の安定感と勝負強さを持つブラジルを超えるのは流石に至難の業か。



パラグアイ×日本


1勝2分、イタリアまさかの失態もあってグループFを首位通過したパラグアイと、2大会ぶりに決勝T進出を果たした日本の対戦。


両国の対戦は親善試合ではよく顔を合わせている印象だが、ガチンコ勝負では99年パラグアイで行われたコパ・アメリカ以来か。


当時はパラグアイがベニテスの2ゴールとサンタクルスの2ゴールで日本を一蹴している。


当時の日本はトルシエが率いていて、五輪代表から吉原宏太をA代表に初召集した大会ではあったが。


ただ世代的に一番参考になるのは2004年のアテネ五輪かな。


当時は激しい打ち合いをパラグアイが制した形(3-4で日本敗戦)。


まあ日本は今大会初めて南米勢と対戦するという事で、サッカーのテンポだったり、チャージの激しさがこれまでの3戦とは全く違う相手と対戦しなきゃいけない訳で。


しかも決勝Tの「1点」というものがどれだけ重みのあるものかは日韓大会のトルコ戦で皆さんにも分かっていただけている事と思う。


日本は兎に角今大会やってきた事をまず貫く事。


日韓大会の時みたいに、いきなりニッコ(西澤)のワントップでシャドーにアレ(三都主)を置く・・・みたいな意味の分からない采配は少なくともやめてもらいたい。


あとは先に失点しない事だな。


とにかくどんな形でもいいから、日本は歴史を変えないと・・・。



スペインVSポルトガル


なぜよりによって、このサッカーファン垂涎の一戦が日本戦と同日にやるんだというね(笑)。


両チームのガチンコ勝負はポルトガルで開催されたEURO2004以来か。


当時はヌーノ・ゴメスの1点でポルトガルがスペインに完封勝利(当時の試合、実況を担当されてたのは岩佐徹さんでした)。


ただ当時のスペインとは全然違うチームなんでね。


ポルトガルも勝負強いけど、何とかスペインのスペクタクルでポルトガルを圧倒して勝利して欲しい。


個人的にはもしロナウドが左のウィングに入った場合の、ロナウドVSセルヒオ・ラモス、チームメイト同士のマッチアップが楽しみ!