昨日のDREAM.14の熱気と悔しさが覚めやらぬ中(結果&レビューは明日以降に)、本日はJCBホールにて修斗の公式戦が行われます。
史上稀に見る好カード揃いと言われる今回の修斗JCB大会。
その注目カードをざっくりと挙げてみたいと思います。
リオン武VS日沖 発
ついに実現する-65kg日本人最強決定戦。
個人的には、修斗ライト級(-65kg)王者であるリオンの次の防衛戦の相手は、
昨年、佐藤ルミナ、アレッシャンドレ・フランカ・ノゲイラといった修斗のレジェンド達を破ってきた時点で、もう日沖しかいないなと思っていたので、
日本の格闘技ファンの中で誰よりもこの一戦を楽しみにしていたという自負があります。
挑戦者となる日沖は、昨年、戦極(現・SRC)のリングで戦ってきた経験値を生かせるかどうか。
劣勢になっても脅威的な粘りで逆転勝利を重ねてきたリオンと、一度自分のペースに持ち込んだら最後まで離さず、全局面圧倒する日沖。
勝ち方が対象的な両者の対戦。
王者の防衛か!?
挑戦者の日本のリングにおいての初戴冠か!?
必見です!
ヴィラミー・シケリムVS遠藤雄介
昨年5月の修斗伝承の再戦。
前回は、まさに1R終了と同時にシケリムが遠藤をギロチンでタップアウトを奪った。
あの屈辱から1年。
遠藤はシケリムにリベンジを果たし、修斗ウェルター級(-70kg)新王者となるか!?
個人的にはシケリムにはまだ負けて欲しくないし、シケリムは将来、メジャーの舞台で絶対に光を放つ選手だと思ってるので・・・。
佐藤ルミナVS松根良太
昨年11月のバーリトゥードジャパンでコーリー・グラントにKO勝ちし2年半ぶりの勝ち星を掴んだ
「修斗のカリスマ」佐藤ルミナと、
怪我による長期離脱から3年半ぶりに修斗のリングに帰還する松根良太との一戦。
今回はルミナの希望による62kg契約のキャッチウェイトマッチ。
ルミナは難敵・松根を破って6年ぶりの連勝なるか!?
それとも松根が修斗のレジェンド超えを果たし、復活の狼煙を上げるか!?
上田将勝VS田村彰敏
3月の修斗フェザー級(-60kg)防衛戦で、約6年ぶりに修斗のリングに帰ってきた勝村周一郎に、まさかの一本負けを喫し、プロ初黒星、そしてフェザー級王座から陥落した上田。
その王座陥落から僅か2ヶ月で再起戦のリングに立つ。
相手はWEC帰りの第6代修斗ライト級世界王者・田村彰敏。
上田にとって再起戦の相手は非常に厳しい相手。
果たして上田は難敵を破り、再起を飾れるか。
しかし、無敵を誇った王者が陥落して、再起戦で連敗するというケースもあるので(第3代WECバンタム級王者ミゲール・トーレスあたりが良い例)、多少不安ではある・・・。
その他、朴光哲VS児山佳宏という、修斗ウェルター級の実質次期挑戦者決定戦的なカードや、
エドゥアルド・ダンタスの参戦など、豪華ラインナップが揃った今回の修斗JCB大会。
昨日のDREAMに負けないような熱気のある大会になって欲しいと願う。