本日29日に行われるDREAM.14。
2度目のケージファイトとなる今回の注目カードをざっくりと紹介。
桜井”マッハ”速人VSニック・ディアス
Strikeforceウェルター級王者となってからは初来日となるニックにマッハが挑むという形。
先月、DREAMライト級王者・青木真也が、日本を背負ってStrikeforceライト級王者・ギルバート・メレンデスと、敵地アメリカで対戦し、何も出来ずに敗れた事で
「日本最弱」
と見られてしまっている現状で、日本の格闘技界を長年牽引してきたマッハは一矢報いる事ができるか!?
進退を賭けて、アメリカの悪童に挑む!
桜庭和志VSハレック・グレイシー
桜庭VSホイス。あの東京ドームでの90分の死闘から10年。
今は亡きエリオ・グレイシーの孫で、エリオの長男ホリオン・グレイシーの息子であるハレックが、10年前叔父達を破り、グレイシー神話を崩壊させた男、桜庭に挑む。
今回、桜庭VSグレイシーで大きく違う点は、今回はケージファイトである点。
そして本来はライトヘビー級のハレックが本来ミドル級の桜庭に挑むという点。
要するに、今回は88kg契約の試合とはいえ、当然ながらハレックは体重を今日90kg台に戻してくるだろうから桜庭の方が体重が軽いという事。
つまり、今までの「対グレイシー」のように、桜庭にとってのウェイト面でのアドバンテージが存在しないという点。
この体重面でのアドバンテージが今回ハレックにあるというのは、勝負の行方を占いそう。
グラップラー相手でありながらパワー負けした5年前のアローナ戦のイメージがあるだけに、「グレイシーハンター」の桜庭とは言え、厳しい戦いを強いられそう。
山本”KID”徳郁VSキコ・ロペス
膝の大怪我から復帰してから1年。
K-1ルールも含めて3連敗中のKIDにとっては、もう絶対に落とす事が出来ない1戦。
UFCであれば、今回負けたら確実に団体からリリースされるだろう。
今回の対戦相手はキコ・ロペス。
昨年7月のK-1 WORLD MAXでHIROYAとK-1ルールで対戦した選手だ。
今回は60kg契約の一戦という事で、KIDにとってはベストに近い体重での一戦。
復活の狼煙を上げる条件としては十分。
あとはKID自身が、その好条件を生かせるかどうか!
高谷裕之VSヨアキム・ハンセン
昨年のDREAMフェザー級GP準優勝の高谷と、フェザー級転向2戦目の初代DREAMライト級王者ハンセンの対戦。
共にストライキングには絶対の自信を誇るが、トータルの能力であればハンセンの方が上か。
高谷としては如何に長くスタンドの展開でいられるかどうか。
ハンセンもスタンドでのプレッシャーが強い選手だけど、高谷くらいのレベルであればプレッシャー負けはしないと思うので。
ただ、この試合に関しては結果が読めないね~。
どちらもレベルの高い選手なので、どちらが勝ってもおかしくないよ。
その他、所英男VS西浦”ウィッキー”聡生、前田吉朗VS大沢ケンジ、宮田和幸VS大塚隆史といったフェザー級のサバイバルマッチ。
そしてミノワマンVSイマニー・リーのハルクマッチと、今回はゴールデンでも放送できそうな豪華な顔ぶれがズラリと揃っているので注目!
という訳で、本日、私は会場で観戦してきます。
初めて生で観るケージファイト。
楽しみです。