カッコいいバンドとは?(愛媛 西条 アムベース教室) | 愛媛 アムベース教室 (Ehime Amu Bass School)のブログ

愛媛 アムベース教室 (Ehime Amu Bass School)のブログ

愛媛県西条市のエレキベース&バンドアンサンブル教室
愛媛 アムベース教室 (Ehime Amu Bass School)
講師佐々木です

楽しく続けるということをモットーに日々精進し教室の様子を書いてます


カッコいいバンドとは?と生徒さんに聞かれました

なかなか直球な質問ですね(汗)

かっこいいバンドのポイントは人それぞれで違うと思います
好みという点で大きく左右されるところだと思いますのでこれがというカッコいいポイントというのは書きにくいので私が思う「かっこ悪いバンドとは」というのを書きたいと思います


まず、私が考えるにアピールポイントがないバンド

例えば
このジャンルならどこのバンドにも負けな
テックニックならどこのバンドにも負けない
激しさならどこのバンドにも負けない
見た目ならどこのバンドにも負けない

などなどそのバンドの最大のアピールポイントがない平均点バンドはあまりかっこいいとは思いません

平均点が高ければ良いのではないかと思われる方もたくさんいると思います
たしかに平均点が高いのも大切です
しかし平均点の高いバンドというのはたくさんいるものです
そんなバンドより一つ抜きに出るには確かなアピールポイント必要です
そして抜きに出たとき初めてあのバンドかっこいいと思われるのではないでしょうか


もう一つに無理をしているバンドもカッコいいとは思いません

無理をするというのは自分の力量以上のことを表現しようとしていることです

Paul Jacksonという世界的ベーシストがベースプレイについてですがこうおっしゃてます

「自分以上のプレイをしようとは思わない
無理して何かを弾こうとしても意味がない
自然体が一番いいんだよ」

バンドにも同じことが言えると思います
表現したいことがあるが自分の力量ではなかなか表現しづらい
けどやりたいが先に立ってしまい力量がないままやってしまう
正直こういうバンド多いですよね

しかしそれを人前でやってしまう事は意味がありません
無理をしていると言うのはすごく聞いているほうに伝わります
評価も下がり絶対にカッコいいバンドとは思われません
まず自然体でできることから始めテクニックの上昇に伴い表現できることを増やしていきましょう

またその逆でテクニックを身につけるとそのテクニックを使いたいあまり適切でないところで無理矢理そのテクニックをねじ込むと言うのも楽曲のTPOに合わず非常にかっこ悪いです

例えばですが
ベーシストによくありがちな話ですがスラップ奏法を覚えるとやたらスラップをいろいろな楽曲に取り込みたがります
しかしあきらかに曲の雰囲気に合わない時があるのです

ベースに限ったことではありませんが楽曲に合わない雰囲気のテクニックを無理矢理使うのはやめましょう


最後に、最終的にカッコいいとは聞き手が決める事で演っている側が決める事ではないと思っています

そしてカッコいい=上手いでもないと思っています

確かなポイントあり、無理なく自分達の表現したい事がカタチになっているバンドはどんなバンドもカッコいいと思います