第六十回(4)石臼「あれやこれや」と題して~第二部~ | ユージーのブログ

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石臼「あれやこれや」と題して

第二部(Part4)

 

 

 

 

 

 

上の浮世絵は、御茶席に招かれた人々が手水を使い、それぞれ「にじり口」から茶室に入ろうとする情景が描かれている。

中央よりやや右下には、飛び石の間に「石臼」が埋め込まれている。

 

昔から「石臼」は大切にされており、足蹴にするものではない。

ところが、江戸後期に描かれた浮世絵には明らかに「石臼」が踏み石の一つとして描かれている。既にこの時期、数寄者は約束事を覆すことに楽しみを見出していたのであろうか?残念ながら、我々の常識と思っていた事柄が必ずしもそうではなかったことになる。

 

因みに、描かれた「石臼」の石目は6分割であり、東日本の石臼の特徴をリアルに表現している。また、順番待ちをしている僧侶がたたずむ飛び石は「伽藍石」である。

 

◆原本:「東都歳時記」より 長谷川雪旦 画 天保九年 

     (右絵は 筆者:児玉による「模写」)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

写真・文責  児玉 博文

 

 

 

 

 

 

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