こんにちは。
東京都小平市在住
整理収納アドバイザー &
ルームスタイリストプロ
Ufu Space の miezohです。
だんだんと気温が下がって乾燥が気になる季節になりましたね。
乾燥はお肌には大敵!
顔を洗うときも、保湿成分配合の洗顔料が必須です。
10年以上も前ですが、手作りせっけんが流行っていたことがあります。
私もせっけんのレシピ本を買って読み、
手作りのおしゃれな可愛いせっけんにうっとりしたものです
「自分で作れば無駄なものが入っておらず、
お肌に優しく、洗い上がりもしっとり」
なんていうことばについフラフラと吸い寄せられて、
「私も作ってみたい❣️」と材料を揃えたことがありました。
そのときに購入した「苛性ソーダ」に
こんなにも長い間悩まされるとは思いもせず…
当時の私は子どもがまだ小さくて忙しく、
ほっと一息ついたり、自分の時間を待つことは難しく、
ましてや手作りせっけんを作る余裕なんてなかったのです。
…で結局、揃えた材料も使わずじまい😓
最初の数年間は苛性ソーダもさらさらしていたので
「いつか絶対に作るぞ」と思って保管していたのですが、
そのうちガチガチに固まってきて、使うのが難しくなってしまいました。
結局、処分を考えるように…
まずはインターネットで処分方法を検索してみたのですが…
苛性ソーダはどうして普通に家庭で捨てられないの?
苛性ソーダは劇物です。
袋に入ったものをそのまま一般ゴミとして処分することはできません。
苛性ソーダは強アルカリ性(ph12)なので、
水に溶かして家庭の排水溝に流そうとすると、
まずは1,000倍以上の水で溶かして薄めたり、
酸性のモノを使って中和させる必要があるとのこと。
適切に希釈、中和しなければ配管などを劣化させてしまう原因になりますし、
下水管の中で他の物質と化学反応を起こすこともあり危険です。
(家庭で流しても良いph値はph5〜ph9だそうです。)
ガチガチに固まった私の苛性ソーダ500g、
自分で処分するのはなかなか大変そう
処分はどこに依頼すればいいの?
そこで、
薬品を処理してくれる業者さんを検索してみたのですが
なかなか見つけられず、
業者さんを探すだけでかなりの時間を要してしまいました。
そんな中、やっと一件見つけることができたので、
お問い合わせしてみたのですが、
「一般の方からの依頼は受け付けておりません」
との返事。
えーっ‼️
とショックを受けていたところ、
続けて
「まずは、
お住まいの自治体のゴミや環境を扱う部署へお問い合わせいただいて、
自治体からのご紹介や依頼ということになればお受けできます」
とのお返事。
そうなんですね❗️
あぁやっと光がさしてきた
ということで、
市のホームページでごみや環境を扱っているページを見て、
まずはその部署へ問い合わせました。
(やはり市の担当の方も「業者さんに依頼したくても、
市の担当者の名前がないと薬品は処分してもらえないんですよ。」
とおっしゃっていました。)
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そこから指定された業者さんに自分で連絡。
・市の担当の方のお名前を伝え、
・市からの紹介であることをきちんと確認していただいて
からの受付けとなりました。
(おそらく、業者さんから市の方へも確認されていると思います。)
⬇️
そのあとは、
業者さんと産業廃棄物処理委託契約書を交わし
⬇️
苛性ソーダは業者さんが回収に来られました。
劇物だから郵送などできないですものね。
⬇️
その後、適正に処分された旨のご連絡もいただきました。
これは私の住んでいる自治体での流れですので、
お住まいの自治体では違う方法がとられているかもしれません。
まずは、ご自身の住んでおられる自治体にお問い合わせください。
これで、ほっと一安心
「これからは何でも安易に購入しないようにしよう」と誓いました。
ちなみに、処分費用は
薬品処理と運搬費とで4,400円でした。
(2022年時の金額です。)
私が学んだこと
今回のことで、
「買う時は捨てる時のことも想像してみる」
「モノを待つ覚悟」
を考えるよい機会になりました。
そして、最初は
「購入したのは自分の責任だから、
自分でなんとかしなければならない」と考えていたけれど、
「誰かに(今回は市に)相談してみる、
誰かの助けを得る方法もある」のだと
分かったことも、私にとってはよい経験となりました。
薬品の処分にお困りの方の参考になれば幸いです。
お読みいただきありがとうございました。
miezoh