こんにちは!うふうです!
いつもコメントやいいね!ありがとうございます♩
はい!久しぶりの読書感想文です!
このテーマのブログ長くなることが予想されますので、心して読んでください!(`・ω・´)笑
というわけで、今回読んだ本は
有川浩さん著『海の底』です!\(^o^)/
この本をとてもざっくり説明すると…
桜祭りの日曜日、大勢の見物客でにぎわう米軍横須賀基地に、人間サイズの、まるでザリガニのような巨大甲殻類が突如出現して、しかもそれがすごい勢いで人間を捕食して大パニック!
というお話ですね!
羽風が今まで読んできた本(そんなに読んでないけどw)の多くは、リアルに起こりうる人間関係がテーマになったものだったので、
怪獣ものを読むのは、これが初めてだったと思います。
この本の面白いところは、巨大甲殻類が登場してからの展開が本当にリアルなところ!
日本の政治システムだと、
こういう人間に危害を加える危険な対象が出現しても、すぐに自衛隊を出動することが出来ないのかぁ…と、少し考えさせられました。(-_-)
負けると分かっていながらも、自分たちでは太刀打ち出来ないということを政府に証明するために戦う警察の切なさ。
勝てると分かっていながらも、政府から許可を受けるまで武器を使えない自衛隊のもどかしさ。
このような日本の社会性がリアルに表現されていて、とても勉強になりました(-_-)
そして!なんとですね!
この本も羽風の大好きな場面別れのストーリーになっているのです!
今説明したのは、
警察、自衛隊の視点で書かれた、現代社会を取り入れた場面。
もう一つの場面は新人海上自衛隊の夏木と冬原が、逃げ遅れた子供たちを連れて"きりしお"という潜水艦に避難するという、
どちらかというと羽風の好きな人間関係がテーマになっていました!
避難した子供たちは総勢13名で、それをまとめる夏木と冬原の人間性が真逆すぎて面白かったです!\(^o^)/☆
熱血で心優しいのに不器用で口下手な夏木と、
少し冷たいけど口が上手くて女性や子供の扱いが上手い冬原のコンビがとにかく最高!!!
そこに加わったワケあり女子高生の望(17)と、生意気中学生の圭介がいい味を出してて…
羽風は同じ学年ということもあり、この望にすごく感情移入してしまいました!
13人中、女の子は望1人だけで、
もし自分が望の立場だったら…と、
色々考えてしまいました( ^ω^ )
望にはすごく優しい翔という弟がいて、
こんな弟欲しいなぁ…とか、
とにかく圭介がめっちゃ嫌なヤツなので、
あぁ、こんな人がいたらみぞおちだな!とか、笑
とにかく!読んでいてすごく楽しかったです!\(^o^)/☆
圭介に嫌なことをされる度に、不器用ながらも助けてくれる夏木さんがなんかかっこいいんですよね。←すっかり望気分。
後々、圭介のひねくれた性格の理由も分かるのですか、…まぁ序盤はずーっと鬱陶しいですよね!←望気分抜けず。
と、ここでは子供達には数人しか触れられませんが、他にももっと個性的なキャラの子供が出てきます!
全員紹介したいのですが、これ以上書くと本当に長くなってしまうので!
気になった方は是非読んでみてください!
最後に、今日の美術の時間に描いた巨大甲殻類(サガミ・レガリス)をどうぞ!