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UFO教授の不思議科学研究室

 UFO,超常現象など、不思議なことを「批判的に」研究しています。

 アニメ映像関係の専門家で、テレビアニメは、ほとんど録画しています。

 コンピュータの専門家です。

 宇宙科学を始め、科学全般に興味がありますので、質問などもご自由にどうぞ。

「宝物がゴミに。オタクの終活」

という記事があった。

 

マニアにとっては、貴重な資料であっても、家族にもその価値を認めてもらえず、本人が亡くなったら単なるゴミとして処理されてしまうものが多い、ということである。

 

そうした資料を保存する、公的な機関を作る必要があるだろう。

マニアが集めたものに、そんな価値があるのか、ということも言われるだろうが、必ず役に立つときがあるはず。

 

UFO研究においても、貴重な資料が散逸してしまうことが何度もあった。これからもそういうことがあるだろう。

 

そういうものを補完するのは、個人では困難である。

 

実際に公的機関に起草された例はある。日本空飛ぶ円盤研究会の荒井欣一氏の資料は、福島県飯野町にある、UFOの里、に保管されているが、残念ながら、ここには、それを専門的に扱える人がいない。

志水一夫氏の資料は明治大学図書館に起草されたが、10年以上たっても、整理、公開される見通しは立っていないようである。

この2人については、一応は準公的に保管されているとはいえ、活用されているかというと、ほど遠い。他の何人もの研究家の貴重な資料は、多くが散逸してしまった。

 

こうしたものを管理保管し、必要に応じて将来の研究に役立てることができるようにする、公的機関が必要と思うが、当然ながら、多くの分野の人の協力を得なければならず、場所や管理のための費用がばかにならない。何より、100年200年先でも保存されている必要がある。

 

現在構想中の 日本未来科学大学(仮) で、そういう資料館を作ることをアイデアに加えよう。

日曜にEVAを見てきた。2回目である。

 

ネタばれ、すれすれくらいに書く。

 

1回目にはわからなかったことがいろいろわかるようになってきた。ストーリー全体をつかむのも大変だが、細かな伏線(以前の作品でなされている)の解決が一つ一つやられていることも、だいぶ分かった。

しかし、ここまで伏線回収しちゃっていいのかなとも思う。

その伏線も初期のテレビ版の時代はもちろん、その後の作品でも、作った時点では気付かなかったことを後からうまくまとめているのではないかと思われる。

 

そして、続編が作れないほどにきちんと終わっている。

それで、見て満足した、よかったという感想が、ネット上では大勢を占めているようだが、それでいいのかな?

 

庵野監督は、これで満足しているのだろうか、疑問だ。

まだ、やろうと思えばできるように作ってあるのではないかと思われてならない。特にL5の点。(なんのことかわかる人にはネタバレになるけど、たいていの人が、これじゃわからないと思う。)

 

L5で不思議なのは、地球の前に月が重なっているようなシーンの描写があった点である。これ、L5じゃなくて、L2からの光景ではないかと。

 

ともあれ、まだ、何回も見ないとわからないことが結構ある。

 

グッズ売り場では、パンフレットが売り切れということであった。もちろん、1回目に見たときに入手してあるので問題はないのだが、予想外にヒットしている、っていうことだろう。

 

個人的に、一つ良かったのは、尿意に勝利したことだw

前回は、こらえきれずに途中で一度席を立ってしまった。今回は、あらかじめ十分に水分を取らずに、館内でも飲み物を飲まなかったから作戦勝ちかw(誇れるほどのことではないが)。2時間半(実質3時間)は長いが、それだけの時間が必要な作品だから当然の長さだろう。

UFOは宇宙人の乗り物か? 否。 現状でそれを肯定する科学的証拠は無い。

証拠は山ほどあると思っていたけれど、皆他のことで説明できるか、不確か過ぎて証拠にならない。

 

現状、宇宙人が地球に来訪している証拠はない。

私はその証拠を見つけたくて、人生の大半を使ってきたが、残念ながら見つけることはできなかった。今後確かな証拠が見つかることを期待しつつも、その可能性は極めて低いと言えよう。

 

日本で、いや、世界でUFOを研究しているという人。宇宙人が来ていると主張している人はたくさんいるが、本当の意味で、科学的研究をしている人は希有である。

少なくとも日本には居ない。

世界の研究者も、その研究内容は科学的に疑問だらけ。何より、確かな証拠を提示した人は一人も居ない。

 

今日から、そのことを取り巻く話を書いていく。

 

私の考えが、ずいぶん変わったなと思う人は多いだろう。しかし、実は変わっていない。

 

「宇宙人来訪の科学的証拠を求める。」ということは変わっていない。

変わったとしたら、科学知識が増え、科学方法論が確立し、世界中のデータが入るようになり、多数の分析を行って経験を積んできた、ということだ。

その結果。

 

今は、宇宙人は来ていない。地球人が宇宙へ進出する方が現実的かつ必要なことである。

 

ということである。