ひどく寒い冬の夜、ルパンはしょんぼりと街を歩いていた。
古ぼけて毛がすりきれたオーバーのえりをたてて、薄汚い、うすっぺらなマフラーを顔を半分隠れるほど巻きつけていたが、寒さが骨まで染み通った。
ダブダブのズボンに、足に合わない大きなボロ靴をはいていた。歩くたびにバクバクとと音を立てた。彼は両手をオーバーのポケットにつっこんで下を向いていた。空には星ががいっぱい氷付いたように光っていた。冬の星は美しいけれど冷たい。彼はそれを見上げる元気もなく、とぼとぼ歩いていた。
プラタナスの並木の枯葉がかさかさ夜風に吹かれて舗道の上を転がり、彼の足元までふきとばされてきた。
「寒いなあ…・・・」
ため息をつくと息が白く見える。背中がぞくぞくした。夕食にパンとチーズを少し食べたっきりだ。腹の虫がグウグウ鳴っている。
アルセーヌ・ルパンもまだ貧乏な青年だった。失業者だった。仕事を探してパリの町をうろついていた。
やっと1㌻書ききりました~www
まだまだ続くよ~www
頑張ります!!!
週3㌻づつ書いていきます!
気が向いたら3ページ書くよ!
だれも読まないと思うけど・・・・・