F3850(F8)における命令セット「第44回」
●BF 1h,xxxxh
命令の長さは2バイト長。
オブジェクトコードは「91 dd」
※「dd」はディスプレイスメント値
※「BM xxxxh」の別ニーモニック
〔動作〕
条件付きの移動命令。
条件を満たさない時(サインフラグが1)は次の命令に進むが、条件を満たした時(サインフラグが0)はディスプレイスメントで指定される番地にジャンプする。
〔ステータス(フラグ)変化〕
O:変化無し
Z:変化無し
C:変化無し
S:変化無し
●BF 2h,xxxxh
命令の長さは2バイト長。
オブジェクトコードは「92 dd」
※「dd」はディスプレイスメント値
※「BNC xxxxh」の別ニーモニック
〔動作〕
条件付きの移動命令。
条件を満たさない時(キャリーフラグが1)は次の命令に進むが、条件を満たした時(キャリーフラグが0)はディスプレイスメントで指定される番地にジャンプする。
〔ステータス(フラグ)変化〕
O:変化無し
Z:変化無し
C:変化無し
S:変化無し
●BF 4h,xxxxh
命令の長さは2バイト長。
オブジェクトコードは「94 dd」
※「dd」はディスプレイスメント値
※「BNZ xxxxh」の別ニーモニック
〔動作〕
条件付きの移動命令。
条件を満たさない時(ゼロフラグが1)は次の命令に進むが、条件を満たした時(ゼロフラグが0)はディスプレイスメントで指定される番地にジャンプする。
〔ステータス(フラグ)変化〕
O:変化無し
Z:変化無し
C:変化無し
S:変化無し
●BF 8h,xxxxh
命令の長さは2バイト長。
オブジェクトコードは「98 dd」
※「dd」はディスプレイスメント値
※「BNO xxxxh」の別ニーモニック
〔動作〕
条件付きの移動命令。
条件を満たさない時(オーバーフローフラグが1)は次の命令に進むが、条件を満たした時(オーバーフローフラグが0)はディスプレイスメントで指定される番地にジャンプする。
〔ステータス(フラグ)変化〕
O:変化無し
Z:変化無し
C:変化無し
S:変化無し
注)
ディスプレイスメント(偏位置)付きの命令において、
・条件を満たした時は「現在の番地+ディスプレイスメント値+1」で表される番地へ移動する。
・条件を満たさない時は「現在の番地+2」で表される番地へ移動する。