鍛冶俊樹の軍事ジャーナル
第343号(9月14日)

 先週末から今週初め迄、地震災害の取材で北海道を訪れた。最大の被災地である厚真町のレポートは先月開局したばかりのチャンネル北海道にUPされている。
https://www.youtube.com/watch?v=mw38KqBLqOs&t=3859s

 もとより厚真町の被害は深刻だが、それがこの地域に留まらず、道内全域に及んでいるのは、この地域にある苫東厚真火力発電所が停止してしまい、復旧のめどが立たないからだ。この発電所の出力は165万キロワット(kW)である。
 道内のこの時期の需要は350万kWだから、半分近くをこの発電所に依存していたのである。現在、老朽化して停止していた火力や水力の発電所を再稼働させて、何とか需要を充たしているが、老朽化している発電所はいつ故障しても不思議はない。
 しかもこれから厳冬を迎える北海道では電力の需要が次第に高まっていく事は確実で、12月には500万kW以上に達すると見込まれる。つまり現状では電力不足は確実に起こり、しかも厳冬の北海道ではそれは多数の死者に直結する。

 そこで注目されるのは現在、停止中の泊原発である。北海道の泊村にあるこの原子力発電所の出力は200万kW。いうまでもなく原発は2011年の東日本大震災に端を発した福島原発事故への当時の民主党政権の対応として、いまだに多くの原発が稼働できない状況が続いている。
 しかし福島原発事故は地震に伴う津波への対策が不十分であったが故に起きたのであり、現在、いずれの原発も十分な津波対策が施されている。つまり現在、泊原発を含め日本の各地の原発は十分な安全が確保されていながら、過去の民主党政権の亡霊により再稼働が阻止されているのである。
 「コンクリートから人へ」などという、当時の民主党の綺麗ごとのスローガンに騙されて、国土強靭化を怠ってきた付けが日本を災害列島に変えてしまった。いまこそ、民主党政権の過ちを振り払い、原発を再稼働させて安全で豊かな日本を取り戻そう。

解説:

大地震が来ても原子炉本体は地震の揺れそのものによって全く損傷していない

柏崎刈羽のときも福島のときもそうである.

福島第一の場合は冷却電源の管理に欠陥があったためで人災だ

全国の原発はもうこの福島の教訓を生かして冷却電源の多層化をしている

マグニチュード15以上まで(福島はマグニチュード7.5)OKだ.

そう設計してある.

しかし政府はこの説明を一切しないで触らないようにしている

本当に何もしない政府だ.

であるから多くの国民が原発と聞くと理屈なしの拒絶反応を起こす

それはちょうど国家戦力と聞いただけで拒絶反応をおこすのに似ていて、理性が通用する世界ではない.