130.実戦が空気や栄養のように求められる
実用ということがあらゆる分野における我々の生存条件であり、活性条件である。
1.国家暴力も実用を要求する。さもないと本来の用途が忘れ去られ、軍隊そのものが地位収入のための場に堕してしまい、そこを基点として虚無、倦怠、衰弱、腐敗、無能化、浪費が進行する。
2.実戦が虚無、倦怠、衰弱、腐敗を克服するチャンスである。
実戦が再び軍の道徳と機能を回復する。
3.実戦は最大の機能テストであるとともに、兵器商売上の最も効果的なデモンストレーションになる。
4.実戦による浪費が武器経済を回す。
5.実戦経験から得られる要求や反省がテクノロジーの進歩を推進する。
6.しかし、核暴力が出現してからは、少なくとも核暴力に関する限り、この、実戦要求の原則が無制限に我々を支配することは不可能になったかのようで見えてはいるが、実はそうではない。
核実戦の可能性はゼロに近いが、完全にゼロになると云うことは不可能である.