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「当初は原発目標」アルカイダ幹部が証言
[ロンドン9日=野口裕之]「米中枢同時テロの黒幕ウサマ・ビンラーデン氏率いるテロ組織アルカイダの幹部級二人が「当初の標的は数カ所の原子力発電所だった」と証言するなど、同時テロが更に大規模・衝撃的な殉教作戦だったことが、九日までに明らかになった。
二人はクゥエート出身でアルカイダ軍事委員長のハリド・シェイク・モハメド被告(三八)=1,959年の米旅客機爆破未遂事件で起訴=と、同時テロの主犯格モハメド・アタ容疑者(死亡)とドイツハンブルクで同室だったイエメン出身のラムジ・ナビル被告(三十)=同時テロ容疑者として起訴=で、米連邦捜査局(FBI)が新たなテロを計画中とみて行方を追っている。二人はカタールの衛星テレビ・アルジャジーラと六月、パキスタン・カラチ近郊で極秘会見し、その詳細を八日付けサンデー・タイムス紙が伝えた。証言では、一連の作戦は九九年始めに決定、乗っ取った旅客機による原発突入計画は、放射性物質が無制限に拡散することへの懸念から断念したが、将来、核関連施設を標的にする可能性は残っていると言明している。」(産経新聞~2,002.9.01)(傍点は筆者)
*(しかし、アルカイダは大量破壊兵器によるアメリカへの反撃-(実質上の核テロ)-をためらわず正当化している~オサマ・ビンラディンに対する神学上の導師シャイフ・アルファハドの2003.5に作成された「異教徒に対する大量破壊兵器使用の法的地位に関する論文」のなかでファハドは「聖戦戦士が、異教徒の悪を撃退するために、大量破壊兵器を使うしかほかに方法がないと証明された場合、これによって一般市民全員を殺しても、それは許される」と書き記している。
これに対してアメリカは、日本への原爆投下、ベトナムでの枯葉剤の散布、バルカンやイラクにおける劣化ウラン弾の使用などに見られるように無差別的な破壊を意に介さない。更にはこれから先、必要とあれば先制地下破壊用核攻撃もやってのける様子だが、アメリカ人とアルカイダと、果たしてどちらがご立派なのであろうか.だがテロリスト達は悪魔、文明の敵、などとされてしまった。
(注)~[ケネディ政権が南ベトナムのジャングルに潜むゲリラを掃討するため枯葉剤エージェント・オレンジ(ダイオキシン)の空中散布を開始したのは六十二年で、これは七一年まで続けられた。総量千九百万ガロンのうち半分以上がエージェント・オレンジで、現在もアメリカ当局は、現地の重度障害児の出産、流産、深刻な神経障害、大量のがん患者発生に対して、ダイオキシンの因果関係を認めていない。](「世界石油戦争」)
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[サウジ王族に巨額賠償請求~米テロ遺族]
[昨年の米中枢同時テロによる死亡者のうち約九百人の遺族らから成る団体が十五日、テロ組織アルカイダやウサマ・ビンラ-ディン氏をはじめ、アルカイダに資金援助などを行った可能性が指摘されているサウジアラビアの王族三人などを相手取って、総額百兆ドル以上の損害賠償を求める訴訟をワシントン連邦地裁に起こした。原告側は訴状の中で、サウジの王族らが同時テロを支援したとするとともに、慈善団体などを含めたサウジからの資金が「長年にわたってアルカイダを支えた」と主張している。]
(ワシントン土井達士)~(2,002.8.17・産経新聞)
戦争被害に民事訴訟か。
(;02.9.11に、これは戦争だと宣言したのはブッシュだ)しかも自国の地方裁判所で訴訟を起こしているがこれは果たして正気の沙汰であるか。ならばベトナム、イラン、イラク、バルカン、広島、長崎、東京、沖縄、ベルリンその他の無数の民間人戦争被害者達も、アメリカ政府に対してその損害賠償請求の権利を自国の地方裁判所に申し立てられることになる理屈だ。
(全部戦争だったのだからな)
しかしアメリカ人達がこうまで血迷って、わがままの世間知らずになろうとは知らなかった。
アメリカ人も、とうとうここ迄いやらしくなり下がったか。