金融ゲームが経済を破壊する
普通金融業は預金を集めて実企業に貸し出す
しかし、金融ゲームは投資金を集めて株・先物・証券・通貨・国債を売り買いする博打行為であり生産性はない
金融ゲーム界が家計や実業から預かる金を総額Xとする
Xの配分をY10,Y20・・・Yn0と区分する
まずY1が負けてY2・・・Ynに吸い取られるから家計や実業に対する不良債権Y10が発生する
吸い取った後の配分をY21,Y31・・・Yn1と区分する
次にY21が敗退してY32・・・Yn2に吸い取られるから家計や実業に対する不良債権がY21発生する
以下同じ繰り返しにより損失Y32,・・・Yn-2,n-1が発生し、X全部が最終勝利者階級のものになる.
ここに、
Y10+Y21+・・・・Yn-1,n-2+Yn=X
である
最終勝利階級の持ち分の内
Y10+Y21+・・・・Yn-1,n-2
(=Y1+Y2+・・・Yn-1)
の部分は不良債務であるが最終勝利階級にとっては不良債務でなく戦利品であるから返却する必要がなく、結局同額の預け倒れ踏み倒し金を家計や実企業が背負うに至る.
さて、最終勝利階級は博打屋であるから実業能力がなく、儲けて独占した金で、
・企業を買収する
(買収した企業を育てる気持も能力もない)
・貸し倒れをして困っている実企業に貸し付ける
(実企業は自分が貸し倒れした金を逆に貸し付けられる結果になる)
これが金融危機の実態であり、金融博打が辿り着く必然の過程である.
安倍内閣は金融博打の解放受け入れ促進を呼号し、ゴールドマンサックスを日本に呼び込むなどと国際公約して、これをアベノミクス第三の矢と称しているが、これは日本経済に(アメリカが既にそうなりつつあるように)破滅をもたらす.この方策は、アメリカ金融資本→アメリカ国務省→竹中平蔵→安倍首相のルートで画策されている.
付記:
東京を金融特区に(安倍+舛添)
舛添が東京を金融特区にしたいといい、安倍首相が大喜びして意気投合した.(2014.6)
金融に2種類あり
・資金を運用したい人から資金を必要とする人に金を流通する金融
・株・証券・通貨・企業に対して投機をして設ける金融
前者は本来の金融で、これが東京に集中しては全国に金が回らない
前者は不毛な賭博行為であり、他人の儲けを掠り取り、他人の損失を自分の儲けにするもので生産性は何もない.本質はパチンコ屋と同一である.
イギリスはロンドンを金融特区にしたがロンドンは暴動略奪が発生しただけで何も利益がない.パチンコ屋を呼び込んでも利益はないのと同じである.
安倍首相も舛添も何ひとつ判っていない.単に観念とスローガンに飛びついて嬉しがっているのである.
日本の首相と首都の都知事がこのザマではもう日本は駄目だ.